老ヴォールの惑星/小川一水
4話の短編集。素晴らしいできだった。この作家は短編の方が向いているかも知れない。
最も良かったのは、最後で最長?の話「漂った男」。設定には説得力がやや薄く首をひねる点もあるが、そこさえ気にならなければストーリーは良い。ラストも出色。
表題作は設定が素晴らしい。ただ、人類と異星人との意思疎通という点について、あのヴォール達の意志が擬 「人」化されすぎている気がしてやや残念。
「幸せの箱庭」は、異星のコロニーでの描写が非常に鮮やかだった。最初の話である「~の迷宮(タイトル失念)」は、設定が面白かった。展開も読ませた。それだけにラストはもう一山欲しかったし、すべてのマップを重ねると解ける暗号というのが不合理で強引すぎる点が難だった。
密かに小川節と考えている説明口調も健在だが、まあ、慣れてきてだんだん気にならなくなってきた。
最も良かったのは、最後で最長?の話「漂った男」。設定には説得力がやや薄く首をひねる点もあるが、そこさえ気にならなければストーリーは良い。ラストも出色。
表題作は設定が素晴らしい。ただ、人類と異星人との意思疎通という点について、あのヴォール達の意志が擬 「人」化されすぎている気がしてやや残念。
「幸せの箱庭」は、異星のコロニーでの描写が非常に鮮やかだった。最初の話である「~の迷宮(タイトル失念)」は、設定が面白かった。展開も読ませた。それだけにラストはもう一山欲しかったし、すべてのマップを重ねると解ける暗号というのが不合理で強引すぎる点が難だった。
密かに小川節と考えている説明口調も健在だが、まあ、慣れてきてだんだん気にならなくなってきた。
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