ブラフマンの埋葬/小川洋子 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

ブラフマンの埋葬/小川洋子

妻が読んで泣いていたので読んでみた。
博士の愛した~の時から感じていた違和感が確信となった感じ。小川洋子は文体が性に合わないと思った。本がとても白く感じる。気迫がないというか、文字の向こうに世界が迫ってこないのだ。
この本は何故か泉鏡花賞受賞作との事で推薦図書だったようだが、小手先で書いた話としか思えなかった。
妻の件でネタバレだったため(タイトルで既にネタバレだが)泣く事はないだろうなと思っていたが、ほとんど哀しい気持ちになる事すらなかったのが、逆に驚きだった。ブラフマンが「生きて」無かったからだと思う。

小川 洋子
ブラフマンの埋葬