量子コンピュータ/竹内繁樹
ブルーバックスシリーズ。
量子コンピュータについてうまくまとめてある。内容もよくかみ砕いて書いてありしばしば感心した。
しかし、コンピュータと量子力学をともに一度は学んだことのある人でないと、一読了解とは行かないだろう。どちらも不案内という人には難しいかも。まあ、今時の科学好きの高校生ぐらいなら全く問題ない程度。
量子コンピュータはデジタルコンピュータにはない超並列性で(ある種の問題の)超高速演算が可能、というが、この本を読んでいて、ふと思いついたことがある。
量子コンピュータは量子ビットを使うところにその所以があり、0,1のデジタルではなく0,1状態の重ね合わせ状態=量子化された状態を使って並列計算を行う訳だ。この重ね合わせ状態のまま並列計算できる、と言う点がポイントなのであるが、そのためだけの目的なら、別に量子ビットで無くても良いのではないかと思えるのだ。
量子コンピュータでのように、量子状態が不可思議な挙動をするのは、それが本質的に確率波と呼ばれる一種の波によって表されるからである。つまり量子ビットの性質は、すなわち波が持つ重ね合わせの原理によるものだ。と言うことは、なにも扱いの難しい量子ビットなんて使わなくても、他の波も使えるんじゃないかと思う訳だ。例えば電磁波とか、ね。
で、回路内に様々な状態の電磁波を存在させて干渉させ、操作し、計算させる超並列でしかも超高速処理が可能なコンピュータが作れそうな気がしたのだ。そして、そこで気が付いた。これって、要するにアナログコンピュータじゃん。
この感動を分かって頂けただろうか。
断言しよう。21世紀はアナログコンピュータの時代だ。
量子コンピュータについてうまくまとめてある。内容もよくかみ砕いて書いてありしばしば感心した。
しかし、コンピュータと量子力学をともに一度は学んだことのある人でないと、一読了解とは行かないだろう。どちらも不案内という人には難しいかも。まあ、今時の科学好きの高校生ぐらいなら全く問題ない程度。
量子コンピュータはデジタルコンピュータにはない超並列性で(ある種の問題の)超高速演算が可能、というが、この本を読んでいて、ふと思いついたことがある。
量子コンピュータは量子ビットを使うところにその所以があり、0,1のデジタルではなく0,1状態の重ね合わせ状態=量子化された状態を使って並列計算を行う訳だ。この重ね合わせ状態のまま並列計算できる、と言う点がポイントなのであるが、そのためだけの目的なら、別に量子ビットで無くても良いのではないかと思えるのだ。
量子コンピュータでのように、量子状態が不可思議な挙動をするのは、それが本質的に確率波と呼ばれる一種の波によって表されるからである。つまり量子ビットの性質は、すなわち波が持つ重ね合わせの原理によるものだ。と言うことは、なにも扱いの難しい量子ビットなんて使わなくても、他の波も使えるんじゃないかと思う訳だ。例えば電磁波とか、ね。
で、回路内に様々な状態の電磁波を存在させて干渉させ、操作し、計算させる超並列でしかも超高速処理が可能なコンピュータが作れそうな気がしたのだ。そして、そこで気が付いた。これって、要するにアナログコンピュータじゃん。
この感動を分かって頂けただろうか。
断言しよう。21世紀はアナログコンピュータの時代だ。
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