PS/ファイナルファンタジー8/スクウェア
総プレイ時間は80時間ほど。
一言で言うと面白かった。このシリーズは他に4しかやっていないので分からないが、FFのキーワードであるクリスタルが出てこなかったし、テーマ曲はエンディングにこっそり流れ、有名なオープニングテーマはゲームオーバー画面で流れるなど4との相違点を感じたが、何より異なるのは、かなりSFチックで近代的になった世界観と、すさまじい程の(特に発表年を考えると)リアル路線およびその既決であるCGムービーだろう。
オープニングをはじめ挿入CGムービーの品質は極めてハイレベルで、エンディングムービーに至っては、度肝を抜かれたと言っても過言ではなかった。映画と融合した新しいエンタテインメントを指向していることがありありと伝わってきた。我が家のゲーミングスタイルはやり込み型ではなくどちらかというとストーリー重視型であるので、こうしたタイプは決して嫌いではない。しかし、それでも、どうしても「CGの合間にゲームをしている」という感覚が抜けず気になった。
若者の恋愛と友情をキーとしたストーリーやテーマは、割と良かった。世界を支配しようとする魔女との戦いという壮大なドラマと卑近な学園ドラマが同居する点に違和感を感じない訳でもなかったが、たとえ世界がどうなろうと人は結局自分のことを考えると言う点で、これはある意味リアルな表現だと思う。
ストーリーやテーマ、そして何より登場人物のもつあくの強さは、かなり好悪を分ける点だと思う。しかし、こうしたあくの強さは絶対に必要なことだと思う。万人受けするようなオリジナリティのないストーリーや人物は要らない。匂うほどの独創性こそ創作物の華だと思う。その意味では、激しく嫌われることも多いヒロインリノアは素晴らしい創作だと思う。少なくとも、のっぺりとしたDQ8のミーティアよりは遙かに良いと思う。個人的にはセルフィも強烈な個性で特に中盤ではFF8の屋台骨と言えるほど素晴らしかったと思う。
ジャンクションやドローシステムを導入した戦闘システムは面白かった。もっている魔法やジャンクションの仕方によって強さが激変するので発見する楽しさがある。ただ、GFムービーやドローなどのため、戦闘時間が長くなってしまうのはやむを得ないとは言えウィークポイントだと思う。
良くできたゲームだと思う。特にそれは、プレーヤーによって多様な遊び方ができるところにあると思う。ジャンクションシステムを何も理解せずにごり押しで戦っても良いし究めても良い、ストーリーを追いたい人はミニゲームや世界の隠しダンジョンを放っておいて一目散に追えばいいし、アイテムやGFを集めたい人には、十分謎が用意されている。この幅の広さが素晴らしいと思う。ゲームなんだからそれぞれのプレイスタイルでそれぞれの楽しみ方ができるようになっている点が重要だと思う。普通にプレイするとやや淡泊に思えるバックストーリーの説明も、自ら想像力を働かせて補っても良いし、淡いままで気にも留めなくても良いし、世界を巡って追加情報を得ることもできるのだ。ダンジョンの謎にしてもそうだ。簡単な謎から難度の高い謎まで順に揃えておき、クリアに必要な条件をその中間程度に設定してあるので、難度の高い謎がクリア障壁とならず、また簡単な謎ばかりのお子様ゲームともならず、多くの人が満足できる仕組みになっているのだ。
制作者側の視点から考えると、一生懸命作った台詞や謎やダンジョンを見なくてもクリアできる自由を提供するというのは、すごい覚悟のいることだと思う。作ったら(強制的にも)見せたいのが人情だし、見ないかも知れないなら削れというのが経済だからだ。こうした点は本や映画が絶対に超えることのできないゲームだけのもつすばらしさだと思う。
スクウェア
ファイナルファンタジーVIII
一言で言うと面白かった。このシリーズは他に4しかやっていないので分からないが、FFのキーワードであるクリスタルが出てこなかったし、テーマ曲はエンディングにこっそり流れ、有名なオープニングテーマはゲームオーバー画面で流れるなど4との相違点を感じたが、何より異なるのは、かなりSFチックで近代的になった世界観と、すさまじい程の(特に発表年を考えると)リアル路線およびその既決であるCGムービーだろう。
オープニングをはじめ挿入CGムービーの品質は極めてハイレベルで、エンディングムービーに至っては、度肝を抜かれたと言っても過言ではなかった。映画と融合した新しいエンタテインメントを指向していることがありありと伝わってきた。我が家のゲーミングスタイルはやり込み型ではなくどちらかというとストーリー重視型であるので、こうしたタイプは決して嫌いではない。しかし、それでも、どうしても「CGの合間にゲームをしている」という感覚が抜けず気になった。
若者の恋愛と友情をキーとしたストーリーやテーマは、割と良かった。世界を支配しようとする魔女との戦いという壮大なドラマと卑近な学園ドラマが同居する点に違和感を感じない訳でもなかったが、たとえ世界がどうなろうと人は結局自分のことを考えると言う点で、これはある意味リアルな表現だと思う。
ストーリーやテーマ、そして何より登場人物のもつあくの強さは、かなり好悪を分ける点だと思う。しかし、こうしたあくの強さは絶対に必要なことだと思う。万人受けするようなオリジナリティのないストーリーや人物は要らない。匂うほどの独創性こそ創作物の華だと思う。その意味では、激しく嫌われることも多いヒロインリノアは素晴らしい創作だと思う。少なくとも、のっぺりとしたDQ8のミーティアよりは遙かに良いと思う。個人的にはセルフィも強烈な個性で特に中盤ではFF8の屋台骨と言えるほど素晴らしかったと思う。
ジャンクションやドローシステムを導入した戦闘システムは面白かった。もっている魔法やジャンクションの仕方によって強さが激変するので発見する楽しさがある。ただ、GFムービーやドローなどのため、戦闘時間が長くなってしまうのはやむを得ないとは言えウィークポイントだと思う。
良くできたゲームだと思う。特にそれは、プレーヤーによって多様な遊び方ができるところにあると思う。ジャンクションシステムを何も理解せずにごり押しで戦っても良いし究めても良い、ストーリーを追いたい人はミニゲームや世界の隠しダンジョンを放っておいて一目散に追えばいいし、アイテムやGFを集めたい人には、十分謎が用意されている。この幅の広さが素晴らしいと思う。ゲームなんだからそれぞれのプレイスタイルでそれぞれの楽しみ方ができるようになっている点が重要だと思う。普通にプレイするとやや淡泊に思えるバックストーリーの説明も、自ら想像力を働かせて補っても良いし、淡いままで気にも留めなくても良いし、世界を巡って追加情報を得ることもできるのだ。ダンジョンの謎にしてもそうだ。簡単な謎から難度の高い謎まで順に揃えておき、クリアに必要な条件をその中間程度に設定してあるので、難度の高い謎がクリア障壁とならず、また簡単な謎ばかりのお子様ゲームともならず、多くの人が満足できる仕組みになっているのだ。
制作者側の視点から考えると、一生懸命作った台詞や謎やダンジョンを見なくてもクリアできる自由を提供するというのは、すごい覚悟のいることだと思う。作ったら(強制的にも)見せたいのが人情だし、見ないかも知れないなら削れというのが経済だからだ。こうした点は本や映画が絶対に超えることのできないゲームだけのもつすばらしさだと思う。