ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界/P・ダフィー
自身が共感覚者の著者による共感覚者の世界についてのリポート。共感覚とは普通は分断されている人間の感覚のうち、ある感覚への刺激によって複数の感覚が反応する事を言う。文字や数字に「固有の色」を見たり、音色や音調に「固有の色」を感じたり、触覚や嗅覚などが視覚と関連して感じられたりする。およそ2000人に一人程度の割合で存在し、遺伝的な要素もあるようだ。共感覚者は通常の感覚者から排除される傾向にあるため、その固有の感じ方については秘匿することが多い。著名人では、ランボーやファインマン、リストなども共感覚者と言われている。
共感覚についての踏み込んだ科学分析や臨床例ではなく、著者の体験をふまえながら、共感覚者とその社会との関わりといった視点から「こういう感じ方をする人がいる」というサンプルリストになっている。
パトリシア・リン ダフィー, Patricia Lynne Duffy, 石田 理恵 ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界
共感覚についての踏み込んだ科学分析や臨床例ではなく、著者の体験をふまえながら、共感覚者とその社会との関わりといった視点から「こういう感じ方をする人がいる」というサンプルリストになっている。