ピカソ/瀬木慎一
何気なく、学究的で社会派のように考えていたピカソだが、この本を読んでまったく逆であったことを知った。
ピカソを語るに、「女、女、そして女」というわけだ。ピカソは、主義主張よりも、ともかく女を描いた画家だった。
ピカソには才能があり、しかも成功した画家であったから、彼の人間としての社会性は、非難もあるが、一般には赦されている。しかし、ピカソが売れない画家であったらどうだったろうか。もしくは画家ですらなかったらどうだろうか。愚かな人間が一人いた、というだけのものだろう。そして、そういう人物は、いつの時代でも、今でも数多くいることだろう。
「アヴィニョンの娘たち」の、アヴィニョンが、フランスのアヴィニョンではなく、スペインにあるアヴィニィヨ通りのフランス語読みだったとは知らなかった。
著者のやや古めかしいジェンダー感が、時々気に障るが、大体において読みやすく面白い本だった。
著者: 瀬木慎一
タイトル: ピカソ
ピカソを語るに、「女、女、そして女」というわけだ。ピカソは、主義主張よりも、ともかく女を描いた画家だった。
ピカソには才能があり、しかも成功した画家であったから、彼の人間としての社会性は、非難もあるが、一般には赦されている。しかし、ピカソが売れない画家であったらどうだったろうか。もしくは画家ですらなかったらどうだろうか。愚かな人間が一人いた、というだけのものだろう。そして、そういう人物は、いつの時代でも、今でも数多くいることだろう。
「アヴィニョンの娘たち」の、アヴィニョンが、フランスのアヴィニョンではなく、スペインにあるアヴィニィヨ通りのフランス語読みだったとは知らなかった。
著者のやや古めかしいジェンダー感が、時々気に障るが、大体において読みやすく面白い本だった。
著者: 瀬木慎一