ザ・ゴール 2/E・ゴールドラット | 読んだり観たり聴いたりしたもの

ザ・ゴール 2/E・ゴールドラット

大ヒットビジネス書「ザ・ゴール」の続編。主人公のビジネスマンアレックス・ロゴの活躍を小説風に描く事により、著者が開発したTOC(制約条件の理論)を分かり易く伝導する。

TOC理論の入門書としても、面白い。しかし、その前に、まずお話としてとても面白い。ビジネスなんてやらないし、興味ない、と思っている人でも、単なる企業を舞台にした小説として読んでも、十分に満足できるのでは。

TOCは、前作で生産管理の手法として華々しく登場したが、なにも現場のツールというわけではない。現に、本作ではマーケティングに使用している。第一、TOCはその名が表すとおり、「制約条件」があるところならどこにでも適用可能な、汎用解決理論なのだ。
制約条件のあるところとは、つまり、この世のほとんどすべてのシチュエーションで使えるという事だ。結局、この本を読んでも役に立たない、等という人はいない(ハズだ)。学生であっても、主婦であっても、リタイア組であっても、ちょっと考えればすぐに適用可能な状況を思い描けると思う。

ペーパーバック風で厚く見えるが、面白いので、読むだけならすかすか読める。
もちろんTOCが理解できるか・身に付くか・応用できるか、は別問題だが。

前作から続けて読むと、主人公や登場人物に愛着がわくので特にお薦めだ。

著者: エリヤフ ゴールドラット , 三本木 亮
タイトル: ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス