もうなつかしい平成の年表/清水義範
2004年10月7日読了
ちょっと毛色の変わった本。
世が平成に変わってはや幾年。振り返ってみるといろいろあったね。それって平成だっけ?!そーか、そんな事もあったなあ、と感慨にふける本。その対象が昭和でなくて、平成、という現在進行形の微妙な時期なのがポイントだ。
平成元年から11年間を順に、1月から12月まで、政治国際社会芸 能スポーツ科学といったジャンルで、主だった出来事を淡々と列記していく。語られるのは出来事のあらましであり、著者の主観はできるだけ排して書かれている。にもかかわらず、著者一流のリズムが面白い。
特に重要でかつ面白いのは、後知恵で当時の情報を編集していない事。
何年何月になにが起こった、ではなく、何が起こったと「伝えられていた」のかを、記してある点だ。つまり、当時我々がどう思っていたか、どう思わされていたかが、そのまま書かれているのだ。たとえ後に大きな事件のきっかけになる事があったとしても、無理にくっつけていない。
例えば、松本サリン事件の発端では、オウムの名前は出てこず、隣人を事情聴取、とさらりと記してあるだけである。
著者: 清水 義範
タイトル: もうなつかしい平成の年表
ちょっと毛色の変わった本。
世が平成に変わってはや幾年。振り返ってみるといろいろあったね。それって平成だっけ?!そーか、そんな事もあったなあ、と感慨にふける本。その対象が昭和でなくて、平成、という現在進行形の微妙な時期なのがポイントだ。
平成元年から11年間を順に、1月から12月まで、政治国際社会芸 能スポーツ科学といったジャンルで、主だった出来事を淡々と列記していく。語られるのは出来事のあらましであり、著者の主観はできるだけ排して書かれている。にもかかわらず、著者一流のリズムが面白い。
特に重要でかつ面白いのは、後知恵で当時の情報を編集していない事。
何年何月になにが起こった、ではなく、何が起こったと「伝えられていた」のかを、記してある点だ。つまり、当時我々がどう思っていたか、どう思わされていたかが、そのまま書かれているのだ。たとえ後に大きな事件のきっかけになる事があったとしても、無理にくっつけていない。
例えば、松本サリン事件の発端では、オウムの名前は出てこず、隣人を事情聴取、とさらりと記してあるだけである。
著者: 清水 義範
タイトル: もうなつかしい平成の年表