小鳥の歌からヒトの言葉へ/岡ノ谷一夫
2004年1月14日。
ジュウシマツの鳴き声を分析する研究を通じ、人間が言語を獲得した進化についての知見を与えようとする。さらっと読み流すと何でもないが、よくよく考えると、非常に無理があるのでは?飛躍が過ぎるのでは?と心配になるテーマだろう。複雑な鳴き声を好む雌の存在が淘汰圧となり雄の鳴き声は複雑化し、そこには文法 の存在さえ見て取れる、と著者は言う。
書籍自体は、とても読みやすくて面白い。それは、たんたんと研究報告のみを述べるドライな本ではなく、発送から推論、実験の準備や実施はもちろん、研究活動の細々を、生き生きと綴っているところにあるのではないか。こうしたリアルなライブ感は、実際の実験を担当した学生などの実名がきちんと表に出ている所などに端的に表れているだろう。とても好ましい形式だと思う。
実験の結果や表題でもあるその大胆な推論については、読者により受け取り方は様々だろう。
著者: 岡ノ谷 一夫
タイトル: 小鳥の歌からヒトの言葉へ
ジュウシマツの鳴き声を分析する研究を通じ、人間が言語を獲得した進化についての知見を与えようとする。さらっと読み流すと何でもないが、よくよく考えると、非常に無理があるのでは?飛躍が過ぎるのでは?と心配になるテーマだろう。複雑な鳴き声を好む雌の存在が淘汰圧となり雄の鳴き声は複雑化し、そこには文法 の存在さえ見て取れる、と著者は言う。
書籍自体は、とても読みやすくて面白い。それは、たんたんと研究報告のみを述べるドライな本ではなく、発送から推論、実験の準備や実施はもちろん、研究活動の細々を、生き生きと綴っているところにあるのではないか。こうしたリアルなライブ感は、実際の実験を担当した学生などの実名がきちんと表に出ている所などに端的に表れているだろう。とても好ましい形式だと思う。
実験の結果や表題でもあるその大胆な推論については、読者により受け取り方は様々だろう。
著者: 岡ノ谷 一夫
タイトル: 小鳥の歌からヒトの言葉へ