こんにちは。haruです。

31日から予備校の新年度がはじまり、

受験生活がまた新たにスタートしました。


進学の決まった方にとっても、4月からの準備の1ヶ月となると思います。


本日は、「私立入試で考えるべき得点調整」についてお話しします。


「得点調整...?」という方にも分かりやすく説明しますので、お付き合いください。



◎まず、得点調整とは何か...?



大学入試では、AO入試や推薦入試を除いた一般受験であれば、27科目が受験科目として課されます。私立であれば3科目(場合によって2科目)、国立であれば7科目を課されることが一般的です。


本日は3科目入試の私立大の話を中心にします。

3科目の構成ですが、基本は「英語」「国語」が必須科目として課されており、「世界史・日本史・地理」「数学」「物理・化学・生物・地学」などが選択科目として課されます。


この選択科目で"得点調整"というものがなされることが多いようです。


例えば、入試において世界史の問題が簡単だったとします。何と、平均点が35/50でした。


逆に日本史は、難しい問題が多く平均点が20/50となりました。


この際に、選択科目間の不平等を是正するのが、得点調整です。

「世界史選択だったからラッキー♪」ということにはなりません。世界史選択者も日本史選択者も有利、不利なく評価されることになります。


得点調整の方法については、各大学が公表していないのでブラックボックス化していますが、確実に存在することは間違いありません。



早稲田大学のHPより。得点調整について記載あり。



上記の様な平均点の場合、世界史選択者は自分の獲得した得点(素点と言います)よりも下げられ、日本史選択者は素点よりも上がった点数になることが多いようです。


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大学入試は公平か...?


一部の医学部では入試に関する裁判が行われていますが、基本的には公平です。要綱に記載されていないような観点で評価されることはあり得ません。たった数人の試験官や採点官の意見が通るほど、大人の世界は融通が効かないことが通例です。

実際に僕は、年齢からすると6.7浪であり、そして卒業自体がギリギリだったため調査書の評価も低いです。それでも、合格を貰いました。

ですので、かなり公平に得点のみで評価されていると思います。

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得点調整の目的はズバリ、選択科目間での有利・不利を是正することにあります。


さてこの得点調整がどれほど恐ろしく、どう正しく恐ればいいのでしょうか...?



◎過去問と合格最低点について



過去問を実施する秋〜冬になると、「合格最低点を超えた!」と喜ぶツイートを見つけます。

これは本当に注意すべき考えだということをしっかりと認識しましょう。


"合格最低点=得点調整後の点数"

であるため、自宅や塾で解いて出た自分の点数(素点)とは同じではありません


もちろん得点調整を恐れすぎることはなく、

きちんと点数を獲得できれば合格できるのですが、自分の点数(素点)と合格最低点を見比べて油断をしないように注意しましょう。


①合格最低点=得点調整後の点数

②自分の点数=素点

◆①②は別のもの!!



◎得点調整はどのくらいなされるのか...?


得点調整で最も気をつけるべきは、早稲田大学です。というのも、早稲田大学は選択科目のみを調整するのではなく、全科目で調整を行います。


えっ?


と思いますよね。


早稲田大学は、必須科目であっても素点よりも得点が下がることがあります。


おそらく、早稲田大学は全科目苦手がなくできる生徒を望んでおり、特定の科目だけを得意という生徒などは合格しにくい入試制度を採っています。


以下のリンクには、過去の受験生の方のブログです。得点開示の実際の様子が記載されています。



ブログによると、


・英語 30→28.835(平均点26.201

・国語 32→23.929(平均点33.6

・日本史38→28.84(平均点33.607


となっています。


何と素点(自分の点数)よりも、18点以上も下がった得点に換算されています。

合格最低点が88.3点で、素点が100点。素点であれば合格していますが、得点調整により不合格となっています。


これが早稲田大学の得点調整の一例です。



◎どう対処すればいいのか..?


まずは「合格最低点+10」を目安に過去問演習をすべきだと思います。

合格最低点を超えたからといって、合格レベルに達しているかと言われると得点調整制度により達していないということになります。


また、私大入試(特に早稲田)では、苦手科目を作らないようにしましょう。


噂レベルでは、早稲田大学は、


◆(素点-平均点)+(満点の1/2)=得点調整後得点


という計算式に近い得点方式を採用しているとも言われています?

僕自身もネットにてさまざまな開示得点を見てきましたが、概ねこの式に近いのではないかと感じています。


ポイントとしては、「(満点の1/2)」は全受験者が獲得できる点数だということで、合格できるか否かは、「(素点-平均点)」にかかっています



つまり、周りの受験生よりも、いかに点数を取れたかが勝負です。これは特定の1科目だけが得意ではすぐにアドバンテージが消えてしまうので、全科目で平均点以上を目指す必要があります



◎得点調整があっても合格できる!



時期にもよりますが、12月くらいまでは苦手科目であっても平均点以上を目指す努力をすべきだと思います。

そして平均点とは、難しい問題をすべて捨てても獲得できる点数だと捉え直すと気持ちが楽になります。まずは基本〜標準問題をしっかりと得点し、難しい問題は半ば捨てるくらいの心持ちで勉強を進めるといいと思います!



◎明日の予告記事


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◎管理人プロフィール


・高校卒業後、社会人として働く(アルバイト時代は、工場夜勤・コンビニ夜勤・チラシ配りなど)


・社会人受験生


20208月から本格的に勉強開始


・学力は、高校の卒業すらギリギリだったレベル

3時の定期試験は10点台とかでした。


2021年度 受験結果


・青山学院全学部 

・明治大学 法学部 ×

・明治大学 文学部 ×

・早稲田大学 人科 

・早稲田大学 教育 ×


◎目指す大学&資格(2022年度版) ※仕事は続けます


・東京大学・文科類(経済学部)

・早稲田大学・政治経済

・慶應大学・経済学部

・英検準1級+1級合格

TOEIC900点台

・簿記2


◎選択科目一覧


・英語

・国語

・世界史(東大受験では+日本史)

・(東大受験のみ)地学基礎、生物基礎