「アーユルヴェーダをやっていくなら
ヨガを勉強したほうがいい。」
「アーユルヴェーダとヨガは
姉妹だからね。」
長崎のアーユルヴェーダサロンで
働きはじめた頃に
ある人に言われた言葉です。
ヨガにはいろんな流派がありますが
もとを辿ると
「クリシュナマチャリア師」に
辿り着くと言われています。
私は、もう10年以上
ヨガを習っています。
ヨーガ療法から始まって
今は陰ヨガの
プライベートレッスンに
通っています。
以前からヨガ哲学にも興味があり、
先日、ワークショップに参加しました。
私がヨガを続けている理由は、
身体にアプローチかけながらも、
メンタルコントロールにも
役立つからです。
なぜメンタルコントロールが
必要なのかといいますと、
セラピーを行う時も
講師として授業に入る時も
平常心を保つことを
求められるからです。
Yoga =繋がり。
ヨガは繋がるべきところに
マインドを向けていく練習。
Viyoga =繋がりが無い。
ヴィヨガは
適切なものと繋がるために
不要なものを断ち切る練習。
クリシュナマチャリア師の教えは
この両方の練習が必要とされ、
「人がヨーガに合わせるのではなく
人にヨーガを合わせる」=Viniyoga
を大切にしていました。
「ひとりひとりへの処方」
これは、アロマでも
アーユルヴェーダでも
とても大切にしていることで
ヨガとの共通点でもありました。
そして、
常に揺れ動く「マインド」を
落ち着かせる事ができれば
ヨガも、
セラピーも、
その人とって役に立ったと
言えるのです。
クリシュナマチャリア師の教えは
優しさに溢れ、
数千年の時を超えて
現代社会に生きる私を、
サンスクリット語の
優しいマントラの音で包み込み、
癒してくれるのでした。
揺れ動くマインドにより
苦しみが生まれる。
ならば、そのマインドから
ひとつひとつ不要なものを
削ぎ落として
本来、繋がるべきところと
繋がることができるように。
とても
シンプルなことかも
しれないですが
とても
難しいことでもあるのです。
ゆえに、
私はヨガを学び続ける。