2016.11.5 曇り時々晴れ

 

「やっぱりか」とうことで、昨日の淀川小屋と同じような光景。

呆れはしたが、まぁ予想通りだったので精神的ダメージは少ない。

強制的に起こされ、5:30頃出発。

 

歩き始めは、薄暗い状況ではあったけどヘッデンなくてもなんとか

移動できる明るさ。

屋久島のシンボル的な存在、縄文杉に向かう。

たまにヤクザルがキーキー騒いでビクッとするが、基本的に

静かな深い森が続く。

霧が周囲を覆うことで幻想的さが増大。

名も亡き巨木が立ち並ぶ情景が屋久島にいることを実感

させる。

 

 

 

 

 

↓このヒメシャラ、屋久島で一番かというほどの太さで、

根元のほうは木というより茶色い岩かと思えるほどの

硬度感と、角ばった様子がインパクト大。

新高塚小屋~高塚小屋間の登山道そばに直立されているので

是非発見してほしい。

7:10 縄文杉

残念ながら木を保護するために近づくことは叶わないが、迫力は

衰えない。

ヤクスギならではの、縄模様の幹と、白がかった樹皮。

地球のマザーツリーかと思わせる存在感が恐ろしくもあった。

 

 

この辺りからはコケの量が増えてテンションが上がる。

この縄文杉から大杉谷に下る大株歩道はすごく好き。

緑の鮮やかさは抜群でゆっくり堪能した。

今回、屋久島で歩いたルートで一番のお気に入りとなった。

ただ、この歩道は木道が多く、整備されすぎているところがあり、

私が想像していた屋久島=手つかずの森 という部分を期待

していると少し魅力が損なわれている気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

夫婦杉

仲良く手をつないでいる感じかな。

 

大王杉

 

 

 

 

 

 

 

 

8:30 ウィルソン株

 

 

ウィルソン株の中から望むハート型の空間は見ておかないとね。

木道が森にマッチしてる。

 

爺杉

 

 

9:10 沢にでたことろで大株歩道終了。残念。

もう少し歩きたかった。

 

ここからはトロッコ道がしばらく続きます。

ほぼ水平道でめっちゃ楽です。

トロッコ走るんだから水平なのは当たり前か。

急に人が増えてきました。

軽装の人が多いので、縄文杉往復組でしょうか。

 

 

 

仁王杉

 

「長いなぁ~トロッコ道」と思いつつ進む。

荒川登山口への道はずっとこの遊歩道のようななだらかな道なのかな

と地形図を見て想像しながら、自分は白谷雲水峡に向かうので分岐

から辻峠までは少し登りがあるのかと思案した。

 

かなりコケが増えてきて、雲水峡への期待感が膨らむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三代杉

 

 

 

10:40 楠川分れ

ここで長かったトロッコ道を外れ、雲水峡方面に向かう。

今まで見たことのない鮮やかな屋久島のコケ達。

何でこんな生き生きとした色になるのか不思議。

この感覚は実際に見ないと分からない気がする。

除々に登りが始まる。

それほどの急登ではないけど歩き続けてきた結果、疲労が溜まって

来ているような気がする。

やはり下りが続いていたせいか、筋力を使ってしまったようだ。

地味に疲れる。

このねじれが筋肉の鎧をまとっているように見えてきた。

 

 

 

 

 

11:40 辻峠

ここは開けていて、たくさんの方達が昼食を摂っていた。

ここから白谷雲水峡に下っても良かったが、太鼓岩へ寄り道する

ことにした。

割とまだ元気があるみたい。

ちょいちょい登山をご一緒させていただいた屋久島で出会った

同志wも半ば強引に誘った気もするが、10分後には太鼓岩に

そろって立っていた。

実は登る前は太鼓岩の展望台だと思っていて、ガスっていて太鼓岩

見えないなぁ~とがっかりしていたけど、立っているところが

その岩だったという勘違い。

アホでした。

さて、屋久島の観光地代表ともいえる白谷雲水峡に下った。

コケ好きとしては、本場・元祖・老舗コケ所として記憶していた

場所に突入できる幸せ。

まだまだバスの時間まで余裕があるので、じっくり楽しむことにする。

 

女神杉

動き出しそうな、ローパーのようなたたずまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12:50 苔むす森

9割緑です。すばらしい。

 

14時台出発に間に合うようにバス停に向かう。

雲水峡のバスもあまり多くありません。

のんびりし過ぎたので、少し急ぎます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13:50 バス停到着

バス待ちの観光客がすでに列をなしている。

さすがに土曜日。

出発50分前にして乗れるのか心配になってきた。

 

結局バスには乗れたけど、どれだけ詰め込むんだという程の

超満員。

でかいザックを抱えていたせいか苦しくて死ぬかと思った。

乗れなかった人も結構いたと思うが、臨時便対応がなければ・・・

オソロシヤ。

 

今回の宮之浦岳登山コースは、実質1泊2日であっても充分

余裕があり、私のように無駄に重量物を背負うことをしなければ

結構楽な登山になると思った。

理想的には、12:00を過ぎると山頂はガスに覆われる可能性が

高いと思われるため、1日目は早朝に淀川登山口までタクシーを

利用し高塚か新高塚小屋泊、2日目に下山というパターン。

これだと、軽荷で山行できそうなので、ずいぶん楽。

下山を雲水峡に行かずに荒川登山口に向かえば更に楽。

 

さすがに百名山だけあって予想以上に整備された登山道は

歩きやすく、距離はそこそこあるが初心者向けの登りやすい

山だった。

 

なお、新高塚小屋は超満員だったけど、高塚小屋は余裕があった

という情報があり、キャパは小さいけど高塚小屋に宿泊した

ほうが結果としてはよかったようだった。

 

今日は、Aコープ前のバス停近くの「素泊まり民宿 海舟」で宿泊。

バス、トイレは共通だが、洗濯機あり(洗剤無料)、民宿自体は

新しくて快適。

何よりも3300円という魅力な設定。

登山客向けのいい民宿だった。

 

ただ、朝3:30頃までバカ騒ぎしているグループがいて、

今日もまた眠れず。

屋久島は私をなかなか眠らせない。

これが屋久島Tripというやつか。