<川栄李奈>AKB48卒業後、急激に開花させた女優としての才能 | 久保さとねとAKB48日常応援

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NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん(2016)」の富江役やCM「au 三太郎シリーズ」の織姫役など、いわゆる“ヒロインの親友キャラ”で、お茶の間に女優としての顔が浸透していった川栄李奈。「どの現場でも役を固めず、現場にいる共演者との空気で感じ取ったもので芝居する」と語る彼女の動物的感性と、名バイプレイヤー光石研を目指しているほどの器用さを併せもち、今や引っ張りダコの女優である川栄は、AKB48時代、バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」の学力テスト企画で最下位となり、「ウソだろうが‼」と逆ギレしていたおバカキャラの彼女と同一人物とは思えないほどだ。

 

そんな彼女が満を持して映画初主演を務めたのが、瀬木直貴監督の『恋のしずく(2018)』(10月24日夜7:00 WOWOWシネマ ほか)。日本三大銘醸地のひとつとして知られる広島県東広島市の西条を舞台にした本作で、彼女が演じたのは大学で醸造学を学びワイン・ソムリエを目指す“リケジョ”の詩織。単位取得に必要な実習先が苦手な日本酒の酒蔵に決まり、嫌々西条にやってきた彼女と、やる気のない蔵元の息子や厳格な杜氏など、どこか一筋縄ではいかない町の人々との交流が描かれる。