どーもゴトロニです。
メキペショックというほどではありませんが、ランドに続いて高金利通貨のリラで暴落しました。とりあえず、8円割れでどうなるというところまで様子見しようとしていたわけですが、現在は8.50円付近まで戻しています。
一応、新大統領か財務大臣的なところが「通貨安には介入を行う」と発言して、市場はノーリアクション。まぁ、介入如きじゃ何の役にも立たないわけで、しかも、そうなるものいとわない真犯人が言ったところで信頼度はゼロなわけですよ。なので市場が反応しなかったのはわかりますよね。
でも、待てよと。上院下院を掌握したら、それこそ独裁待ったナシもできる中で明らかに暴落したことへの発言だったので通貨安を誘発するような真似はしないのかも…なんて見方もできるんです、これ。というのも、メキシコはやはり新興国ということで長いこと自国通貨の価値が下がることと戦ってきていたわけです。まともな指導者となるのなら、ここは死んでも譲れない。
ということで、次なるアクションはないのかと待っていたらこんな記事が出てきましてね。
"*成長を阻害する独善的な政策は回避されると予想する"
むしろ当たり前なんですが、今回の鍵はここだったんです。
他にもリスク要因としてはトランプ師匠の返り咲きとか挙げられますが、正直それはもうある程度分かっているのでどうでもいいんです。きっと下げますが、大したことじゃない。それくらい違うんですね、今回のインパクトは。
で、記事が出る前には反騰していたんですが、まぁ納得の持ち直しという感じです。
でもまぁ、全てを信じられるというか、全部ちゃんとやれるのかというのも含めて、予断は許しません。その「8.50」までの反騰なのでしょう。
なので、ここでやれやれな手仕舞いもアリです。アリですが、やはり長期の複利と決めたなら死んでも続行すべきです。美味いところだけ取るというやり方は思う以上に難しく、大概は儲けるロスが発生したり、下手するとマイナスをブッ叩きます。
つまり、ここで降りないのなら、もう何があっても降りないでください。潔くロスカットくらって死にましょう。ここは最終警告です。
今回のネタは
①メキシコ国、もしくはメキシコペソの消滅
②制御不能のハイパーインフレーション
③世界大戦開始
の次くらいにやっちゃいけない内容でした。
なので、あと数年はメキシコに同じような規模の悪いニュースが出ても①~③位以外なら何を聞かれてもbotの如く「ガチホで」としか返しませんので悪しからず。
それくらいデカいニュースだったということも伝わればと思います。いい経験になったね。
あと、ばばぁ。もう責任重大な立場なんだから発言には気を付けろよ!!
そう、まだ慌てるような時間じゃないんですね。
何しろ次はフランスが大揺れ。マクロンが負けてユーロを離脱するかもという別のところから揺さぶられています。
今年は選挙で揺さぶられる流れなのかな。これで、南アフリカ、インド、メキシコときてフランス。フランスはデカいですからね。でも、極右へのシフトは国民のためですので、おじさんは良いと思います。そして、ユーロをキッチリ沈めてください。
スペインのカタルーニャとかまた再燃しねーかな?
まぁ当然秋にはアメリカも揺れるんでしょう。
そんな感じで、現段階でのメキシコの新大統領独善ネタは一応終結ということで。選挙の結果を待ちましょう。