どもです。ゴトロニです。

 

ここのところ、日本人が好きな三大高金利通貨のうち2つのメキシコペソと南アフリカランドが選挙という一大イベントに巻き込まれ、急落しました。

どれくらいかというと、みんかぶの簡易リアルタイムチャートをお借りしてますが(便利なのでブックマーク(死語)をしておきましょう)、

 

9.40→8.40まで急落。

調子に乗っていたハイレバ勢はもれなく死にましたね。起きたらロスカットくらっていましたという報告多数です。まぁ、これまでメキペくんは鬼神のように強かったから分からんでもないですが、レバレッジ管理をと口を酸っぱくして言っていたのは理解できたかと思います。あるんですよ、こういうのが。

とにかくスプレッドも考慮すると11~12%(1/9~1/8OFF)の急変だったわけで、一夜にして景色は暗黒に包まれたものとなりました。アーメン。

 

 

同様に似たようなタイミングで選挙を行った南アフリカも急落しましたが、こちらは5%程度で収まっています。与党がどこと組むか次第という目は残っているのですが…他にあまりまともなところがないのが厄介。でも、元々失業率も高いし、犯罪率などもずっとそのまんまだしってことを考えると、影響が小さくて当然かも。

むしろ、金を買い漁っていた中国勢の動きが止まったことの方が痛いかもしれません。もう金価格連動通貨としか思えんので。

 

一方、ここにきて一気にスターにのし上がった感のあるトルコリラ大先生。

0.2円幅も動いていないのですが、それでも3~4%の影響はありました。スワップ狙いマンの損切り、ロスカットで動いた部分もあるかと。

詳しくは書きませんが、しばらくはドル円とピッタリ連動する可能性が高いですね。アメリカの利下げは早くても11月という流れになっているので…。

 

 

さて、改めてメキペくんを見直してもらうと、急落後に反発し、また刈られているのが分かります。これは新大統領による経済スタンスが経済パリピ勢にとってよろしくない緊縮コース派が判明して最初の急落があったわけですが、就任は10月。それまでに方針を変える可能性や他の政党の議席数獲得で緊縮コースは避けられるかも…といった見通しが流れて1/3ほど戻したのですが、上院だか下院だかも彼女が与する党に持っていかれて万事休すの様相になるのではないかという雰囲気になっているのが今で、大引けが8.50割れの表示に。

リバ狙いのハイレバ勢が薬師寺天膳よろしく「また死んでしまった」のですが、そこは見物料として受け取っておきます。

 

というわけで、

選挙ってイベントは非常に恐ろしいなぁという教訓を得た

のではありますが、この先メキペくんはどうなるのでしょうか?

というのが本題。

ここからはガチです。

一つはなんやかんや言っても緊縮路線を取らせない、つまり緊急回避成功の展開です。自分も全然あり得る話だと考えています。この急落も調子に乗ったハイレバ勢の死骸だと思っている部分もあります。

ただ、目先の動きとしては8.00円のところにも大きなストップあると思うので、ヘッジファンドが狙ってくる可能性も高く7.50までは覚悟しておいた方が良いかもしれません。ただ、このケースでは何れ完全回復は無理でも9.00円くらいまでは戻るでしょう。

 

そして、政策が間違った方に流れる場合。とにかくこれが怖いわけです。

以前ここでも触れたと思いますが、トルコリラ先生、かつては100円近く、自分が知り合った時には60円くらいでサブプラ→リーマンなど世界的巨大イベントを経て、遂には4.50円割れまで来ました。何でそうなったかというと政策のせいですね。全部が原因ではないにせよ、80%はこれ。南無阿弥陀仏では救い切れない死の上に、今のちょっとだけ反発があります。

そして今、メキペくんがこの道を歩もうとしているのかなと思います。

始めた時はずっと一緒に居られると考えていましたが、ここで別れるのもアリでしょう。そういう判断が一気に湧くくらい、今回の展開は想定外だし、その分ヤバいです。

 

一応勧めたからね、ワイは。さすがに開始して1年経ったからちょっとは自分で判断してみてね。ワイはもう少し様子を見ますが、それくらい一気に見捨てる勢に加わっている新教なのが伝わればと思います、申し訳ないけど。