どもです。ゴトロニです。

4/26-27の華麗な値動きを反省の意味も含めて振り返っていきましょう。

 

まず、日銀砲を撃つという観点で言えば、ワイは負けだけど悪くないし、負けていないんですよね。儲かりました。サーセンwwwwww。

裏切って食べる飯は美味い上手い。

まぁ、必ず撃つとかは言っていないのでセーフもセーフだし、口先介入もドンドントーンが落ちて行ったのもあって、自分も26日の昼には様子見の姿勢でいました。もうしょうがないだろ、アレじゃあ。一応、怖いのは以前の介入時のトリッキーさだけはチラついていたので、それに警戒しつつ、柔軟にトレードすっかなぁって感じ。

 

ツイッターの豚垢でも、直近のは真面目にやまはくんさんのツイートをRTしておりました。他はネタアカと目先の情報アカと散っていった者たちの断末魔だけですね。やまはくんさんはサブプラより前から戦っている猛者なので、そこら辺のゴミみたいな市場関係者よりも優秀です。

 

普段は特につぶやかないけど、こういう大きなイベントでは積極的に発信してきますね。

興味がある方はフォローしておいて損はしないと思うぞ。

つか、ソーシャルメディアインフルエンサーとか名乗ってんのかw。

てっきり、エンジニアで副業で稼いでいるのかと思っていたわ。

 

ちなみに、今回はドル円ショートなど円買い派が完全に焼き払われるなど、大変な被害を確認しております。伝説のトレーダーもほぼ全損レベルだし、ここ最近円売りスワップで儲けていた人も、何故かドル円ショートを貯め始めていましたね。この世界、根拠のない思い込みが一番の猛毒なんだけど、なまじっか儲けるとその傾向が強くなるみたいです。成功バイアスというよりは傲慢でしょう。おじさん、そこだけは勘違いしないようにしています。過去には酷い目に遭っているからね。

これに関しては、絶対に一度は体験しないと上に行けないものの性質でして、そのために最初は資金量を少ないところから始めるとか、目的毎に口座を振り分けろとこの世の究極のアドバイスをしれっと送っていたのはそういうことなんです。なので、自分のブログを見て行間を読み取り、あるいは深い思慮を繰り返し辿り着き、とりあえずそこはキッチリと守ってくれた人は、見えないけど少なくとも数百万から数千万の利益を叩き出せたと思います。というか、今回の焼かれ方を見ているとそういうレベルです。ツイッターにはその死骸がめちゃくちゃ上がっているので、今すぐ見に行くべし。

 

 

で、その延長線上にある反省会として、チャートを振り返りますわー。これを理解することで、これまた未来の大金分の価値があると思います。

 

注目の日銀会合の発表待ちということで、ドル円は12時過ぎまで155.50より上で待機しているのが分かります。

で、12時過ぎの一報でとりあえず内容を咀嚼し、撃つ気配がないのを確認。円売り開始ですね。これ自体は円を売る材料ではないのですが、円安容認ということで再始動という感じ。それでも、日銀砲自体は撃てるので、様子見しながらという面もあるかと。あとは撃つなら撃てよの挑発。この動き自体には思惑がいくらでもあるでしょうか。逆に言えば、円買い派はもう祈るしかできないってこと。モロバレですよね。自力で動けないんだもの。

 

15時の東京タイムを終えると次は中東~ロンドンタイムとなるのですが、早期参加者が早速円売りから参入してきました。オラ、急激な円売りだぞ、撃てよ! という再確認でもあるかな~。で、勢いが止まると直近の利食いでじわじわ下へ…と思ったら16:45頃ですかね。一気に円買いが走って155円割れまで行っているのが分かります。

これが噂の日銀砲!? と思いきや、すぐにすさまじい勢いで戻っています。まぁ介入じゃないですね、こんなの。これが以前のエントリーでも書いていたフェイクです。

この値動きに慌てて飛び乗った人は、むしろ損を出してしまいます。ここまで日銀砲を渇望していた人、直近で損を出していた人などがこれで追撃ショートして、数分後にはむしろ損失がデカくなるわ、余剰資金が更に減るわ…地獄でしょうね。そして、その後はそういった耐えきれなかったショーター勢の屍ポジションを踏み上げていく…何度か仕掛け的な下げもありますが、もう日銀やスズキマンの様子からして撃つ可能性は時間とともに低下していき、一方で、米指標が悪く米金利下げ→株買い→リスク許容度上昇→追撃の円売りとなっていきます。

157円や早朝の158円で大きく上げているのは、そこにセッティングされていたストップやノックアウトオプションの消滅です。こういうのは、節目に置いちゃダメなのにな…バカだろ、マジで。


というのが自分なりの解説です。メーデー民からすると

 

巨大インシデントは偶然に偶然が重なり、起きて欲しくないところにとんでもないヤバいことが刺さって大参事という結果が残る

 

そういったこの世の理を理解しているので、今回を機にメーデーこと『メーデー!:航空機事故の真実と真相』を観ておくことをお勧めします。マジで、そのまま通用するからね、リスク管理ってヤツには。はぁ~…。

 

 

為替の恐ろしさを深堀しましたが、儲けている人はたくさんいますからね。正確には

「傲慢禁止」

「早漏は死を招く」

「(特にマイスワが発生するポジションの)損切りは重要」

という教訓を残して終わりにしたいと思います。

 

あ、一個忘れていたわ。

今回最も悲惨だったのは通称トラリピと言われるシステムトレードでしょう。設定次第では勝手に逆方向に行くポジションを積み上げていくクソbotみたいな感じになり、とんでもない損失が勝手に生み出されてしまうという事件が発生しております。ワイが特におススメしなかった手法ね。この欠点がモロに露呈した感じだなぁ。

自動化ってそりゃあもう楽で楽でしょうがないんですけど、完全に信用するまでには時間と検証を繰り返してやっとどうにかなるというヤツなんですよ、一度、ガチでエンジニアに実用化までの苦労面を聞いておくといいですよ。ごくごく当たり前のことですけど、この世のほとんどは彼らのような縁の下の力持ちで成り立っていることを忘れないようしたいですね。

 

美味しいところだけ簡単につまむってのはあり得ませんから。