どーも、ご無沙汰しております。ゴトロニです。

国ごとの状況はまだら模様でしたが、欧州もだいぶ物価高が抑制され始め、世界的なインフレ相場も終わりを告げようかという段階で、脳死でメキシコペソを買っておけ相場も終わりそうですね。

 

 

…本当ぉ??

というのがジャストなう。

景気循環は必ず周回遅れになる日本、そして、世界景気を先導する米帝様は景気の先行きこそ落ち込んでいますが、物価と雇用はこの高金利下でも順調。全然衰えません。それこそ、インフレ退治に対して超強気だったワイすらも置き去りにする有様で、アメリカの年内利下げが無いなんて予測も出てきた始末です。それはどうかなーって気もしますが、各指標を見ていると10%はあるかもという感じにはなってきました。まぁ、それが最初からここで指摘している米帝様の消費意欲なんですね。FRBはその辺も十分理解しているようです。

 

 

で、それだけなら指標についていくだけということで今回の更新はもっと短いものになったか、あるいは無かったと思います。しかし、それを許さない雰囲気にはなっているから面倒なのよね。

 

①イスラエルとイラン

親イスラエルのアメリカがさっさと抜けたのを見て、事態は深刻にならないという意見が多く、初動としてはあまり下げなかったのですが、イスラエルは結構ゴチャゴチャ言っているので、結局市場は動揺しています。でも、イスラエルもイランも本心では戦いたくないはずなので、ある意味パフォーマンスなのは間違いないかと。

 

②日本

日銀がゼロ金利解除をしたものの、積極的な追加利上げはなし。世界中のトレーダーが最も注目しているのが日銀なので、円キャリーの意欲は継続中です。日本は景気刺激策をバカ政策(主に増税)でぶつける無能ループを延々とやり続けるので、そう簡単に物価を上げられる環境を構築できないまま何十年も走っています。なので、この点においては特段注意は必要ないのですが、ドル円レートは相当煮詰まってきていて、日銀の方はなんやかんやで円高に誘導GOGO、これ以上の円安は御免被りたいという方向で、メディア等にリークしてもらっている感じですね。まぁ、組んだ相棒が最早影響力ないんだよ。他のことで散々やりたい放題し過ぎて、信用はほぼゼロ。早く気付いて。あと、国策級の大きな決断を事前に外部に漏らすやり方は欧米では嫌われるので、いい加減にしとけよ。インサイダーがどうとかになると大変だぞ。

 

③日銀砲

いわゆる為替介入です。そろそろ撃ちそう…というのがドル円が155円というラインなのですが、どうでしょう? 撃つかな? これを書いている今、154.75円付近です。

各主要国への根回しなど、外堀はだいぶ埋まってきていて、もう撃てる条件は満たしていると思います。満たしていますが、実行するかどうかは別であり、155円到達は円売りじゃなくてドル高が原因であること、また①のことも考えると日銀が波乱要素になりたくはないので、若干イレギュラーは出てきました。まぁ、ここ数日で積立入れるよ~という人は少し様子見するのが吉。

 

④米金利

4/17で、このままではアメリカ利上げ再開の目も出てきたという記事も結構出ました。そのための様子見ですしね。あり得ない話ではないと思います。この点でも現段階では③を実行しづらいかな、と。ちょっと迷いますね。

あ、何度も書きますが、政策金利決定で一番良くないのは「上げて、下げて、また上げて」です。途中で一旦下げるのは市場が抜群に痛みます。無能な株マンがいい加減なことを言っていても無視しましょう。FRBに噛みつく前に、オメーのケツに生えている導火線に火が点いていることに気が付いた方が良いのにね。

 

⑤クレカ滞納

アメリカさん、物価上昇がキツ過ぎて、雇用や賃金も頑張っているものの、日々の生活でクレカを切っているという実態が判明しております。まぁ、電子決済主体の社会なのでクレカは切るの当り前じゃね? ってクソツッコミは無用です。そういうことじゃなくて、月々の返済が滞り始めていて…ということです、ハイ。ね? インフレって怖いんですよ。

で、思いっきり家計の部分だけに、耐えきれなくなった場合の影響はガチで深刻。現在も滞納率が成長中とのことで、今あれこれ悩んでいることが関係なく問題化するかもしれません。秋頃…危ないかも。

まぁ、クレカ滞納を見ると⑤での政策金利引き上げはやりたくないでしょう。蘇るフードスタンプ生活。

 

 

などと長々書きましたが、MXNの積立見通しに変更はありません。

ちょっと気を付けてねって感じで。

レバ3倍を守って頑張りましょう。