どもです。ゴトロニです。

 

ドル円は日経や一部の株暴落・円高ポジショントークマンによる意図的な誘導で下げましたが、当然のように戻ってきました。

我らがメキシコペソも通貨保護プログラムの縮小でドカンと下げましたが、当然のように戻ってきました。

 

まぁ、ペソは言うまでもないですね。

少なくとももうちょい無条件で買えます。

 

ところで、ゴトロニおじさん、ドル円が落ちる方は少しも考えていないようだけど、どうして?

と思うかもしれません。

実際、米ドルの金利はピークを迎えると見ているのはみんなと一緒なんですよ。

なので、来年の今頃はドル円が148円よりも下だと踏んでいます。

じゃあ、ショートで構えていてもいいのでは?

と思うかもしれませんが、これはNG。

 

今のドル円ってロングで200円、ショートで-300円とか、そんな風のスワップだと思います。

これが1年のガチホでロングは73000円の資金追加、ショートは約11万の資金減少となり、18万円の違いが出てきます。

1万ドル分を持つだけでね。

 

もちろんこれはFX取引による金利差調整スワップの形式であり、実際には実需、外貨預金での売買が主になるため、そのまま当てはめるのはかなり乱暴なのですが、買い手側が意外と粘るという現象が起きる原因の一つではあります。

なので、マイナススワップが発生するポジションを何となく儲かりそうという思惑で持つのは絶対に止めましょう。

上手くいっても全然儲からん、リスクを取っただけに終わるということも珍しくありません。

 

じゃあ、マイスワポジションの取引に出番はないのかというと、それもありません。

下げる時の速さはやはり尋常じゃないですし、何より決まると超気持ち良いんですよ。

超高確率で下げそう、もし不発でもすぐに損切りをする、というルールを徹底すれば問題はありません。

むしろ、おじさんはマイスワ側の取引を短期では多用しています。

 

そういうことなので、ドル円を下げる方向で見ているけども、そのタイミングを注視していて、

まだそのトキではないというだけなのです。

 

で、そのバジリスクタイムが発動する条件が、

①日銀の量的緩和解除

②米帝様の利下げ

③米帝様の高金利長期化による経済疲弊

④いずれかの複合

の4つしかありません。

超絶特殊な条件を除けば、この4つ。

 

①はやっている理由が「市場の資金流動性→(実質)賃金の上昇」が目的だって

アベノミクスからずっとやってきている原点なのに、最近の債券サイドの金利上昇とか物価上昇から早く止めるべきという目論見で動き始めちゃっていてウザいですね。

そもそも日本の賃金が上がらない構造とか考えてみれば、日銀と政府の反目とか(情報共有してやっているとか言っているけど、課税強化とかやっている時点で日銀が単独で戦っていることは明白。その辺は指摘できないんですかね、なんちゃってエコノミストたちは?)悪い円安とか(日本の企業側は賃金を上げるのを悪と見做していて、物価高→商品値上げ→収益改善→賃金上昇の賃金までにおよび時間がかかり過ぎる体質なのが明白なのに、その辺は指摘できないんですかね、なんちゃってエコノミストたちは? 悪い円安の説明もロクにできていない時点でお察し案件だったけど)が重なって、①の条件はなかなか満たせていません。

最近の賃金のマイナス、また大きくなっていますよ?

その指標は無視ですか?

都合良い脳みそですね。

まぁ、ここは外部圧力に押され日銀が折れてしまう可能性はありますけど。

 

その①も「物価高を上回る安定的な賃金上昇」「緩やかな賃金上昇を物価変動が下回るようになる」のどちらかで達成できます。

岸田首相が企業サイドに圧力をかけていますし、そこは岸田首相の手腕に期待しましょう。

本来ならそんな要請は政府がする仕事じゃないんですけど、頑なに賃金を上げないんでしょうがないですね。

ここは評価しないといけません。

上げた幅も4%とかでしょ。

丁度いいんじゃね?

つか、4%でもケチるのが問題じゃないの?

どれだけ安くこき使いたいんですかね?

文句を言っているのは雇用側かその息がかかっている人間のポジショントークってやつです(庶民の真の敵)。

ネット上にはそこら辺に居るので注意しましょう。

 

 

②はFRBも過去の経験から長期戦になるのは覚悟済みでしょう。

ずっとコメントしています。

特にアメリカ人は借金してでも、即ち自分の未来を信じて先に消費しがちなんですね。

日本人の感覚からすると理解できないくらいに。

んで、雇用がしっかりしていると、家、車、金融商品、買いまくりのBBQしまくりです。

ソフトランディングで済むと雇用は安定しているので、また株価上昇や消費が旺盛になり、物価が上昇しやすくなります。

FRBは今このフェーズを見据えていることでしょう。

なので、これももう少し先の話になるというのが、ワイの見立てです。

 

③は政策金利の本来の効果ですね。

これはあのアメリカ人の消費力でも抗うことは不可能。

いずれは5%超という高金利の前に屈するはずです。

実際、クレジットカードの利用残高が順調に増えているというデータがあります。

支払いができなくなった者からフードスタンパー行きになります。

これがドンパッチのように一気に弾けて米社会問題になると、景気の冷え込み→物価抑制に繋がるのですが、サブプラ問題など過去のクラッシュを顧みるに、指摘されてから結構時間がかかる代物です。

 

 

といった理由から、もうちょっとかかるんじゃないかな~というシナリオを支持している次第です。

現代経済は変数項目が極めて多彩なため、ズバピタで当てるのはかなり直近にならないと難しいわけですが、可能性が高いシナリオをいくつも想定しておくと勝率が上がるのは事実でしょう。

この辺は…競馬の予想に近いかな?

なので、公営競技にもドンドン参加して読みを鍛えてみてください。

 

今言えるのは、バジリスクタイム発動が「もうじき」!!

なんだけど、その「もうじき」が人によって捉えている感覚が違うということです。

でも、これで飯を食っている人はいい加減当ててくださいよ~(クソ煽り)。