おガロうございます。
ゴトロニです。
銀行が手掛けている外貨定期預金ってあるじゃないですか。
未体験だったのでどんなものかなぁということで、ZARでお試し的にやってみたんですね。
だいたい1年前に。
もちろんリスクも特性もある程度分かっています。
知りたかったのはロールオーバーごとに取られる税金、とレスポンスなどです。
外貨預金では
①期限ごとに得られる金利分は円換算に直して税金を勝手に支払ってくれる
②為替差益分に関しては利益が出たら別途テメーで税金を支払う
という特徴があり、①は投資効率減ながら税金のことを考えなくて済むので楽です。
②はまぁしょうがないんですけど、出金する際に必ずZAR→円に変換することになる(日本国内じゃZARは利用不可だからね)その段階で損益をジャッジすることになり、利益が乗っていれば確定申告で必要になります。
確かFXとかとは別会計になります。
相殺とか無理。
で、運用というかなんというか、まぁとにかく外貨で握っているのがバカらしくなってきたので、丸1年を上限に、次々に来る満期でもう損切してしまうおうと考えており、その報告を簡単にしていく次第です。
何でもネタにするよ。
さて、実際にやってみて想像していたことと持ってみたことでは結構乖離がありました。
実戦に勝る訓練なしってやつですね、ハイ。
まず、先程の①。
これは便利です。
まぁ、僅かに付いた利息分から満期を迎えるごとに20%を勝手に引かれるイライラ感はあるんですけど、記帳されることなく闇に葬られるので、深く考えなければ一切気になりません(白目)。
どっちかというと、報告しなくていい開放感の方が上回ります。
でも、冷静に計算すると回転率がクッソ下がるのでバカバカしくなります。
結局、これで止めると判断しました。
②は銀行側がやってくれないようで、じゃあレートで損している今のうちに止めてしまおうという動機、お気持ちの追撃をしてくれた有難き存在です。
単にポジションが満期を迎えただけではZARで保有されていたので課税対象タイミングには当たりません。
レート分の課税はZAR→JPYに戻した時の合計額になります。
そして、③金利関連。
FXをやっていると、ずっと低いなと強く感じました。
レバレッジを掛けられないのはそもそもの在り方が違うため、気にしてはいけないし、気にはなりませんでしたが、期間中総じて2%分はずっと低かったな、と。
あと、逆に結構変動するんだなとも思いました。
なお、今は1ヶ月もので3.1%です。
少ないですね。
FXでは7%前後の扱いです。
なので、為替分の損失はなかなかカバー出来ない印象です。
最初の1ヶ月は「45%(年換算で)」とかあっても、まぁなかなかいいエサだなとは思います。
④レート関連。
これは元々知っていたので覚悟はしていましたが、片道20銭を「一律で」持っていかれます。
始めた時は8.2円前後なので、比率を考えるとボッタクリですよね。
もちろん、往復で0.40円分の不利を被ります。
⑤レスポンス関連。
これは完全に良い意味で裏切られたのですが、外貨預金口座を作りますよ、そこにお金を入れますよ、満期条件を変えますよ、資金を引き揚げますよ…そういうのは本当に簡単でして、かつリアルタイムで反映されるのは驚きました。
特にZAR→円にするところはなんだかんだ言われて、数日のラグが発生するのかと構えていたんですけど、そんなことはありませんでした。
まぁ、銀行によって大きく操作性は変わりそうですけどね。
とにかく今回、⑤の項目は◎です、マジで。
以上でやってみての雑感報告全部なんですけども、あんまりメリットはありません。
もし、ここ読んでいる人の御父上、御母上が退職金をブッ込もうと考えているようでしたら優しく止めてあげてください。
まだ国内大手銀の定期預金の方が良いです。
為替レートで酷い目に遭う可能性が高いですからね。
日本の、特に大手銀行はまず倒産しないし。
地銀は…ある程度の覚悟が必要かな。
もしくは、逆にある程度のリスクを取っての株だよね。
お分かりのとおり、なんやかんやで株価自体は大きなスケールで見ると必ず右肩上がりになりますから。
あの岸田政権下でもバブル超えですよ?
これ以上の説得材料はありません。
というわけで、長くなりましたが、ワイの10万円分の外貨定期預金チャレンジの第一弾が先日日本に帰還しました。
10000円→9102円
9101円ならマイナス899円、即ちファッキューだったんで惜しかったですな。
第二弾は6/15に結果が出ます。
今のところ、TRYさんが暴落した余波でZARが上がっているので、もう少し損失は抑えられそうですが、今週は米帝様のビッグイベントがあってどう転ぶか分かりません。
メシウマ展開はあるのか、乞うご期待!!