6年前自分が就職活動をしていたとき、決して良いタイミングだとは思わなかったが、
今年就職活動をしている皆さんからすると、罰があたりそうな話だ。
日本はレールから外れるととても生きずらい。
最近、高校までアメリカで過ごし、コミュニティーカレッジを卒業した友人ができた。
彼はアメリカかカナダの大学に行きなおしたいらしく、TOEFLとSATの勉強をしている。
それ自体は素晴らしいことだが、彼が卒業後日本企業、しかも一流と言われる企業に
即就職することは極めて難しいと思われる。
年齢がすでに24歳だからだ。
自分も採用窓口の一番下にいるが、新卒採用にはほんとうに厳格なルールがある。
「2浪、もしくは1浪1留まで」なんかがそうだ。
「こいつはものすごく面白いぞ」と思っても、ルールに抵触する人は結構いる。
企業としては、限られた採用人数で、そこに集中投資するのに、投資を回収する前に、
辞められてはたまらないと言うことなんでしょう。
新卒、というパスポートが失効した求職者は、まるで違法入国でも
しなければならないのか?というくらい厳しい扱いが待っている。
そのため、レールに乗ったなおさらにつまらない(失礼)人材が集まる。
自分もつまらない人材だったから良くわかる。
そして自分にはそうやって「回復不能」とも思われるビハインドを負って、
行方知れずになってしまった友人が何人かいる。
日本の現在の就職活動はおかしいと、学生も企業も大学も思っているが、
だれも解決策が見つけられず、みんなが不幸な思いをしている気がする。