loveaomori隊長 参政党県議 ごっちゃんです
久しぶりに映画館で映画を観てきました。
昨年の「バカ塗りの娘」以来かな。
花田ミキさん
ご存知ですか?
お恥ずかしながら、私は知らなかったです💦
青森のナイチンゲールとも言われる
青森出身の看護師の女性です。
日中戦争では従軍看護婦として招集され
ほとんどの青春時代を戦場で過ごし、
その後の第二次世界大戦でも再び戦場へ
病床の兵士たちの遺書を、検閲の目を盗んで
遺族たちへ送り続けていたといいます。
終戦後の青森県においては、
看護教育施設の建立に力を注ぐことで
看護教育の基礎を築き上げ、
保健行政の立場から無保健婦町村の解消、
僻地救護看護の確立など、
青森県民たちの命と健康を守るために
尽力し続けた女性です。
その花田ミキさんの生涯を描いた映画
「じょっぱり看護の人 花田ミキ」
晩年の花田ミキを木野 花さん、
若い頃を伊勢 佳世さんが演じています。
晩年のミキと出会うシングルマザー
ちさと役に王林ちゃん。
彼女の演技もまた素晴らしかったです✨
激動の時代を生き抜いた女性の強さや優しさ
切なくて悲しくも、最後はすべてを肯定する
戦中戦後〜現在の我が国や青森県を思いながら
何度も泣きました。
平日のレイトショーは、3人しかいなくて
上映が終わって出口扉に向かう時に
居合わせた女性と「泣きましたねー」と
思わずお互い会話を交わしました。
花田ミキさんは大正3年生まれ。
私の祖母は大正5年生まれで
やはり看護師・助産師でした。
戦争未亡人となり、1人で母と叔母を育て
103歳で生涯を閉じた我が祖母の
生きた軌跡とも重なりました。
自分の生きてきた時代がいかに恵まれているか
今の何不自由ない安心安全な暮らしが
決して当たり前でないことに感謝し
次世代に繋いでいくために何ができるか
しっかりと考えて行動しなければと思います。
素晴らしい映画を製作してくださった
プロデューサーの鎌倉 幸子さんはじめ
関係者の皆さまに感謝いたします。
あさって7/12(金)は
青森と弘前で舞台挨拶があるそうです。
ぜひ皆様お出かけください。