マイクの頼み

「お願いがひとつあるんだ」

マイクの言葉にママは身構えました。

「僕の事を頭で愛さないで。心で愛して。からだで愛して」

それまで、お気楽で子供みたいでただの甘えん坊だったマイクの顔が

急に大人の男の凛々しい顔に変わりました。

「どういう意味?」

と、ママは聞きました。

「心とからだで感じるまま僕と一緒に居て欲しい。
他人の目とか明日の心配とかそういうものに縛られた隙間から
僕を愛さないで欲しい」

「子供みたいに?」

「そう。子供みたいに」

「それで幸せになれるのかしら。
例えば、一晩あなたとメイク・ラブして
次の日にふられたら、私はものすごく後悔する。
後悔したくないから頭でいろいろ考えるんじゃない?」

「じゃあ、何回メイク・ラブした後ならふられても後悔しないの?」

「何回でも嫌だけど。。」

「自分の心とからだで感じたままに愛し合えば後悔は少ないよ。
仕方の無い事だもん。恋愛は楽しむものだよ。
僕は恋愛を楽しみたい。だから頭で考えた恋愛はしたくないんだ」

「私は頭で考えた恋愛をする人間だって思っているの?」

「うん」

「なのに私と恋愛したいの?」

「そう。ママが好きだから。それだけだよ」

彼氏のいた間、

楽しい事もいっぱいあったけど

同じ位、心配事や悩み事があって

楽しんでいたかどうか答えがでません。

マイクと

子供のような無邪気な恋愛をする事になるのでしょうか。

続きは明日
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