一人でさよなら

たった二日間ケビンの部屋に来なかった間に

ママの痕跡はすべて消されていました。

まだ別れてもいないのに。

そう思いましたがケビンにとっては

もう終わった関係だったのでしょう。

ケビンと祐子の恋愛の休憩時間に

ママがひょっこり顔を出しただけでした。

隙間恋人です。

ケビンはずっと祐子が帰ってくるのを待っていた。

その証拠に祐子のスリッパやベッドカバーは捨てられていませんでした。

でも

ママが魅力的な女性だったら

祐子の事を忘れさせる事が出来たかもしれません。

やはり自分の女性としての魅力不足が

『この女じゃなきゃ駄目だ』

と思ってもらえない原因です。

くやしいけれど

祐子に勝てる物は何もありません。

惨敗です。

ママはこの苦い経験を糧に

隙間担当から昇格しようと思いました。

不思議と涙は出ませんでした。

あさってはママの誕生日です。

女友達とカラオケにでも行って

パーと遊びます。

ママは祐子のスリッパを壁に投げて

部屋を出ました。

鍵をかけて。

そして手に残った合鍵は

帰り道の川に投げ捨てました。

あれから

何度かケビンと祐子を見かけました。

左手の薬指に指輪が光っていました。

おしまいビックリマーク

ケビンとの恋話は今日でおしまいです。

読んで下さった皆様に感謝感謝です!!

明日からは次の国際恋愛をお話します!

また読んで頂けたら嬉しいですニコニコ