部屋

アンディの泊まっているホテルの部屋に入ると

応接セットのテーブルの上に赤ワインとグラスが二つ

それにチョコレートがピラミッド型に積み上げられていました。

シャワーを浴びた後なのか部屋には石けんの匂いがただよっています。

ふと横を見ると開けっ放しのクローゼットに

アンディの制服がかかっていました。

小さな冷蔵庫の上にはジュースやビールの缶がたくさん並んでいて

ベッドの脇の床には英字新聞が広がったまま置いてありました。

アンディは一つ一つ説明を始めました。

制服のポッケに入っているお守りはお母さんがくれたもの。

制服のバッチの意味。

赤ワインとチョコレートはファーストクラスから持って来たと冗談を言いました。

ホテルの部屋の石けんが好きでないのでロスで買ったお気に入りの石けんを使っている事。

ホテルの冷蔵庫に入っている飲み物は皆が出したり入れたりしているから自分は飲まない事。

かばんの中身。

今読んでいる本の説明。

アンディはいつだってママが英語を理解出来ない事を知らないかのようにペラペラ英語で話をします。

でも、不思議と少しづつ分からないけど想像でこんな事を言っているんだと理解するようになりました。
そして、アンディの話した英語をおうむ返しして話す事もあり

最初の頃よりはだいぶ意思の疎通が出来るようになっていました。

最後にアンディは新聞の読み方を教えると言いました。

「まず、ベッドに腹這いになる。そして顔だけ新聞の上に出す。そうすると身体を休めながら新聞を読めるんだよ」

そんな事を言いました。そして

「新聞を読んであげるからママも僕の隣に来て同じ格好をしてごらん」

なんとスマートな誘い方でしょうか。

続きは明日ラブラブ