昨日の記事の続きです。
夕方に当日予約が入ったお客様
19時になると、十代の女性がお母さんの車に乗ってやってきました。
車から降りて歩いてきましたが、痛みに耐えながらゆっくりと。
入り口前に2段のステップがあるけど、大丈夫???って聞きながら、なんとか部屋に入ってもらいました。
予約の欄に「ギックリ腰・骨盤の歪み」と書かれていたのですが、まさかの急性期のギックリ腰とは思っておらず・・・汗
昨日、仕事中に重いものを持った瞬間にギックリ腰になり動けなくなったらしい。
今日は寝込んでいて、起こして連れてくるのも大変だったとお母さんが言っていました。
一応、画像を取り、可動域を見ました。
痛みで前屈・後屈もほとんどできず。
側屈もほとんどできません。
後屈と左側への側屈が特に辛いようです。
施術ベッドに寝るのも大変。
ゆっくりお尻をついて、恐る恐るベッドにあおむけに寝てもらいました。
さて、どうしようか・・・・
どこからアプローチするのが良いのだろう???
急性期の痛みがある時の施術は控えた方が良いという意見が多いと思います。
しかし、小波津先生は「痛みを何とかして欲しくて来院されているのに、安静にしててくださいと言って帰すなら、治療家でなくても誰でもできること。10の痛みを8でもいいから緩和してあげないと来ていただいた意味が無い。」とおっしゃっています。
整形外科へ行けば、ブロック注射と痛み止めの飲み薬で、痛みをごまかすのでしょうが、それでは治療したことにはなりませんよね。
さてさて、、、どうしたものでしょうね。
少し動いても痛みがあるので、いきなり六層の手技は難しいですし、六層も急性期は手技をしない方が無難だと聞いています。
とりあえずは、小波津式の腰の手技1→2→3の順で試してみました。
手技1で少し痛みが軽減した様子。
手技2でもさらに痛みが軽減した。
一度起きて、立ち上がってもらいました。
先ほどまでの痛みが無く、歩けるようになっていました。
ご本人も「あれ?どうして?」と、お母さんの顔を見ていました。
次に腰の手技3を試してみようと思い、なんとかうつぶせになってもらった。
右足には施術ができましたが、左足はヒザを曲げようとすると腰に痛みが走るので、ヒザを直角に曲ることができない。
ヒザを曲げようとすると腰に響くということは、大腿部のハリに問題がありそうだと思い、KMT整体の手技を使って太腿の筋肉を緩めた。
すると、ヒザを直角まで曲げられるようになったので、小波津式の腰3を行った。
立ってもらうと随分痛みが軽減して歩けるようになっていたけれど、前屈すると痛みがあるので、ベッドに横向きで寝てもらった。
これでやっと六層の手技が使える状態になりました。
肋骨の後ろが固まっていたので、そちらを緩めると腰もさらに楽になったとのこと。
足も全体的にカチカチだったので、足の筋膜の癒着を取りました。
「足の状態がとても悪いね!」というと、
「そういえば、ギックリ腰になる前に、足がよく痛くなってました。」
「やっぱりね~、ギックリ腰の原因は足と肋骨だね。」
腰が痛くなると、腰が悪いとしか思わないですが、原因は他の部分にあることがほとんどです。
彼女の場合は、肋骨の癒着が強くて動きが制限されていたことと、足の癒着も強烈だったのでそちらからの制限も強かった。
だからその中間にある動きやすい腰に大きな負荷がかかってしまったと思われます。
足も緩めると、腰痛はゼロではないですが、普通に歩けるようになりました。
先日の長女の股関節痛の時も、肋骨が全体に固まってしまっていたので、上半身・下半身の施術を問わず、私は必ず肋骨を緩めるところから始めることにしています。
今回は、腰の痛みが強すぎたので、すぐに肋骨にアプローチすることができず、少しずつ腰痛を軽減してから肋骨にたどり着けました(笑)
帰る時には、介助も必要なく、普通に歩いて普通にステップを降りて車に乗ることできました。
「また来た方が良いですか?」とお母さんが聞きましたが、
「痛みが取れればOKなら来る必要はありませんよ。
ただ、足首の向きにも問題があるし、痛みの強い左足は緩めたけれど、右足は左足ほどの施術をしていないので、バランスがちゃんと取れないかもしれません。もしも気になるようならまたネット予約でいいので来てくださいね。お金もかかることなので、、、」と伝えました。
「もう一回は来た方が良いんじゃない?」とお母さんはおっしゃっていましたが、明日以降の状態で決めていただければいいかな?
もちろん、来ていただければ、もっと良い状態になり再発しにくくできると思います。
OPEN2日目にして、ギックリ腰で動けない方がいらっしゃるとは・・・
毎日、ドラマティックなことが起こっている気がします。
それにしても、「ギックリ腰の人も普通に歩けるようになるんだ~」と、私自身がびっくりしながらもホッとしています。(笑)
またまた学びの多い1日でした。
ありがとうございました。








