今から7年前の2012年12月に嬉しいニュースがマスコミを賑わしましたね!
ユネスコが、「和食」の食文化が自然を尊重する日本人の心を表現したものであり、伝統的な社会慣習として世代を超えて受け継がれていると評価し、ユネスコ無形文化遺産に登録することを決めました。
日本政府は2012年3月に無形文化遺産に登録申請する際に、
「和食:日本人の伝統的な食文化」の特徴として、以下の4点を挙げました。
1、多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため各地で地域に根差した多様な食材が用いられている。又、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達している。
2、栄養バランスに優れた健康的な食生活
一汁三菜(1種類の汁物と3種類の菜からなる日本料理の基本的な膳立て)を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われている。また、「うま味」を上手に使うことによって、動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿、肥満防止に役立っている。
3、自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴の一つ。季節の花や葉などで料理を飾り付けたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節を楽しんでいる。
4、年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、正月などの年中行事と密接に関わって育まれてきた。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきた。
このように和食の良さを世界が認めている中で、国内では特に若者の和食離れが進みジャンクフードや、動物性脂肪の多い食事が原因で様々な弊害が出てきています。今一度、日本人にとってどのような食事が良いのか原点に立って見直して欲しいですね!
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