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じゅげむのブログ

読書と日々の生活

緊急事態宣言解除後、じょじょに元の生活が戻るかと思いきや、なかなか戻りません……

しかし東京で一日1000人感染が確認されたとしても、人口1400万人なら、確率としては一日に人口の0.007%。

38年間に一回感染するぐらいの確率ではないでしょうか? それをそんなにおそれるべきでしょうか?

 

:けれども、これが各人の多大な努力でなんとか抑えられている状況と考えるならば、楽観は禁物なのでしょう。

感染爆発したら困りますし、その万が一が自分に起これば大変なことですし、なにより自分が誰かにうつすのがおそろしいです。

これから一体どうなることか、密集はさけ、なるべくしゃべらず、手洗いはしっかりして事態を見守ろうと思います。

 

最近読んだ本。

 

『三体Ⅱ暗黒森林 上・下』劉慈欣(早川書房)

 

想像を絶した厳しい惑星から、一部の地球人に呼ばれて侵略者たちが出発するというのが、前作『三体』。
今回は、それに地球人たちが対抗しようというのだが、こちらのほうがおもしろいかも。

 

地球は、三体世界から送られた智子(ちし、ソフォン)によって物理科学の進歩を阻害され、あらゆる行動をモニターされている。これに対抗する計画を智子の及ばない脳内で展開し、やがてやってくる三体世界艦隊を迎撃するために奮闘する「面壁者」たちの活躍(?)が話の要となる。
その奇想天外な作戦から生じる悲劇、物理科学の進歩を阻害された上での明るい未来描写など、おもしろく読めました。

 

 

 

 

だいぶ暑くなってきました。

非常事態宣言も終了し、それなりの日常を取り戻すまで、あと一歩という気持ちで過ごしています。

 

最近読んだ本。

 

『ごきげんな毎日』いとうみく(2020/4/30文研出版)

 

一戸建てに引っ越してごきげんな毎日をすごしているぼくたちのところへ、長野からおばあちゃんがやってくる。
おばあちゃんの言動に疑問をいだいたぼくとお姉ちゃんは、ある行動に出るが……。
おばあちゃんの謎を探ろうとする姉弟の姿に、どきどきします。そして、おばあちゃんがかっこいいです。こういう生き方がどんどん増えていってほしいなと思いました。
ごきげんな気持ちになれる1冊です。

 

 

緊急事態宣言が39県で解除されたということで、よかったと思います。

私の行動範囲はまだまだ自粛継続で厳しそうですが……

ようやくこの生活にも少し慣れてきたと思います。

 

最近読んだ本。

 

『水使いの森』庵野ゆき(2020/3/13創元推理文庫)

 

第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。久しぶりに読んだ本格ハイファンタジーでした。舞台は火ノ国西域砂ノ領。人々は、比求式という術式を使い、水や風や光を操ります。
砂ノ領の女王の娘で双子の姉ミイアは、王位争いを避けるため城を抜け出し、西ノ森の水使いに拾われ……。

 

違う世界の技や習俗を細かく描き、それを読んでいるだけで楽しめます。その中で、各勢力の人間模様や矜恃、苦しみ、恨みが鮮やかに書かれています。敵役として登場したものたちの裏の気持ちを描くのがうまいと思いました。結局比求式とはどんなものか、なぜその文字やことばが力を持つのかわからずもどかしい点もあるのですが、それを差し引いても、わくわくする世界でした。