直虎好調 | じゅげむのブログ

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読書と日々の生活

しばらく風邪気味でしたが、ようやく治ってきました(治りが遅い……)

さて、始まったときから興味を持って見ていた(1月30日)大河ドラマ「おんな城主直虎」ですが、
おもしろいです。
ダイナミックな話ではないですが、戦国時代の小領主の姿がよく描かれ、ところどころにまぜられる人々の心の機微に心をつかまれます。
憎まれ役を買って直虎を守ろうとする政次、いいですね。
直虎を支える家臣たちも個性豊かで好感が持てます。
まだまだ苦難は続くのですが……
政次の意図が割合早くに直虎に知られてしまうなど、予想の上を行く脚本もきいています。
会話もうまい。「女子は血など見慣れておる」という直虎のセリフには、(おお、そうか)とうならされました。
毎週楽しみです。

「ツバキ文具店」は鎌倉が舞台の背筋ののびる話。「4号警備」は短くてテンポのいい話と、NHKのドラマはいいですね。
新しく始まった「みをつくし料理帖」も黒木華がはまっていて、楽しみです。

最近読んだ本など。

『13歳のシーズン』あさのあつこ(2014/3/20光文社文庫)
進研ゼミに0年代に掲載されたものをまとめた、中学1年4人の少年少女の話。
語り手を変えながら、このあとどうなるのか、だんだん引きこんでいく手法がうまい。
ふとしたきっかけでひとつのものをつくりあげていく4人が鮮烈で、美しかった。

『カーネーション』いとうみく(くもん出版)
母に愛されない娘と、娘を愛せない母。
どちらにもよりそいながら、決して甘くはない、けれども前を向く結末にはっとします。
同じようなシチュエーションの話を最近読んだこともあり、読んでいると本当につらいのですが、彼女たちのささやかな支えになっているのは、やはり周囲の人。その存在に、読者が救われます。

『Rin』(1-14)ハロルド作石(2013-2016講談社コミックス)
マンガ家を目指す少年。ライバルや、予知能力を持つ少女、謎の八咫烏との出会い。
熱い思いのつまった話であるのはもちろん、二人のヒロインのどちらを選ぶのかなど、ハラハラさせる。

『とめはねっ! 鈴里高校書道部』(1-14)河合克敏(2007-2015小学館ヤングサンデーコミックス)
書道部の話で一見地味ながら、帰国子女のぼうっとした少年と柔道少女の関係性を軸に、書道の知識も交えておもしろく描く。
だんだんギャグよりまじめな感じになっていきますが、最後に主人公が書いた書は、心に迫ってきました。