御笠川浄化センター・循環型社会をめざして
こんにちは。福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。今朝は野芥駅の駅頭活動からスタート通勤・通学中の方々、車の中からの応援もたくさん頂きました。ありがとうございました✨その後は、建築都市委員会の調査で、福岡市博多区にある「御笠川浄化センター」を視察しました。御笠川那珂川流域下水道事業は、福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市及び那珂川市の6市を計画区域として構成され、計画処理能力は274,200㎥/日で、福岡県内最大級の規模を有しています。家庭や工場からの排水を集めて、嫌気無酸素好気法と呼ばれる微生物の働きを利用して、Nチッ素、Pリンも取り除く方法で、きれいな水と活性汚泥に分離します。汚泥は固形燃料、乾燥汚泥にして、火力発電所、肥料、セメントの材料として有効活用しています。また、その際に発生する消化ガスは、2023年4月から消化ガス発電施設を稼働させ、年間で一般家庭約2,000世帯分以上の発電が可能で、電力会社に売電し、地域社会で利用されています。下水道事業は、県民の健康と快適な居住環境の創出、公共用水域の水質保全に欠かせませんが、他にも、下水が燃料や電気になり、循環型社会🔁に向けた大きな役割を果たしています。また、県民の皆さまが利用できるテニスコートや多目的広場もぜひご利用ください✨