悲しみは、雪のように | 日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。

悲しみは、雪のように

不安定で、

バラバラになりそうだった。


アクション映画を観て気分転換。

そう思ってプレイヤーのスイッチを入れると、

冒頭の新作案内を観ているだけで、

涙が止まらなくなる。


何時だって悲しみを隠し、

孤独に耐え、

何とか生きているだけだという事を、


架空の悲しみの中から救い上げてしまう。



何故なのだろう。

しかし、


悲しみと同時に、

無常の安心感を感じる。

暖かさを感じる。



雪が降ると、

凍り付く結晶の中に、

暖かさを感じるように。

冷たさと対比するように、

普段冷えきっている家の中が、

暖かく感じるように。


それは、生きる希望なのか。

それとも?


悲しみは、


雪のように。


僕は今日も、


涙を流している。