くそったれ!ラーメン屋
頭にタオルを巻いたおっさんが、
腕組みをして微笑んでいる。
そんな看板が、
ちょっと恥ずかしいラーメン屋だった。
そこのラーメンは、盛りがよかった。
野菜は山盛りで、
麺を食うとき、
注意しないと崩れてしまう。
俺はその下品さが好きで、
そこへはよく通っていた。
その日。
いつもより、店内は賑わっていた。
俺はカウンターに座り、
肩をすぼめて、ラーメンを待った。
いつまでたっても、
ラーメンは現れない。
それでも、
本を読んでいたので、苦にはならなかった。
お待たせしましたという言葉とともに、
俺の前に突き出されたラーメンどんぶりをみて、
俺は唖然とした。
いつもならば、ピラミッドのように積まれた野菜が、
今日は、ない。
いつもの三分の一程度の量だった。
量の設定が、不景気の影響で変わったか?
野菜が(もやしだけれども)値上がりでもしたか?
釈然とはしなかったが、
俺は腹が減っていたので、黙って食い始めた。
すると間もなく、
俺と同じラーメンが調理場から運ばれていった。
俺はまたもや、愕然とした。
そのラーメンは、当然のように、野菜山盛り状態だった。
ちくしょうめ。
この店は、
客の顔を見て、
商売しているのか?
仮に俺に対して、悪意が無かったとしてもだ、
これじゃあ、品質管理ってものがなっていないじゃないか。
ここは日本だぞ。
技術大国、カイゼンの国だぜ。
どうなってやがる。
ふざけるんじゃねえ。
俺は頭に来たが、
声に出して言う事はしない。
黙ってラーメンを食い。
目の前にあるアンケート用紙を引っ張りだし、
書き始めた。
帰り際、
そのアンケート用紙をまるめ、
回収ボックスに放り込んだ。
俺の苦言は、
経営者の元まで、届くのだろうか?
おそらくは届くまい。
店員が読み、驚愕し、
捨てられることだろう。
まあ、
どうでもいいようなことだね。
気分が悪くなるような店には、
今後行かなければいいだけだし。
まったくもって、くだらない。
腕組みをして微笑んでいる。
そんな看板が、
ちょっと恥ずかしいラーメン屋だった。
そこのラーメンは、盛りがよかった。
野菜は山盛りで、
麺を食うとき、
注意しないと崩れてしまう。
俺はその下品さが好きで、
そこへはよく通っていた。
その日。
いつもより、店内は賑わっていた。
俺はカウンターに座り、
肩をすぼめて、ラーメンを待った。
いつまでたっても、
ラーメンは現れない。
それでも、
本を読んでいたので、苦にはならなかった。
お待たせしましたという言葉とともに、
俺の前に突き出されたラーメンどんぶりをみて、
俺は唖然とした。
いつもならば、ピラミッドのように積まれた野菜が、
今日は、ない。
いつもの三分の一程度の量だった。
量の設定が、不景気の影響で変わったか?
野菜が(もやしだけれども)値上がりでもしたか?
釈然とはしなかったが、
俺は腹が減っていたので、黙って食い始めた。
すると間もなく、
俺と同じラーメンが調理場から運ばれていった。
俺はまたもや、愕然とした。
そのラーメンは、当然のように、野菜山盛り状態だった。
ちくしょうめ。
この店は、
客の顔を見て、
商売しているのか?
仮に俺に対して、悪意が無かったとしてもだ、
これじゃあ、品質管理ってものがなっていないじゃないか。
ここは日本だぞ。
技術大国、カイゼンの国だぜ。
どうなってやがる。
ふざけるんじゃねえ。
俺は頭に来たが、
声に出して言う事はしない。
黙ってラーメンを食い。
目の前にあるアンケート用紙を引っ張りだし、
書き始めた。
帰り際、
そのアンケート用紙をまるめ、
回収ボックスに放り込んだ。
俺の苦言は、
経営者の元まで、届くのだろうか?
おそらくは届くまい。
店員が読み、驚愕し、
捨てられることだろう。
まあ、
どうでもいいようなことだね。
気分が悪くなるような店には、
今後行かなければいいだけだし。
まったくもって、くだらない。