早朝〜マクドナルドから 限定版
仕事が終わった。
肩こりが酷く、そのせいか頭痛がした。
午前六時。
朝日が心地よかった。
俺は職場を後にし、帰路についた。
途中マクドナルドに寄り、
二百円でソーセージマフィンとコーヒの朝食をとった。
老人と学生。
客はそんなものだった。
あれほどの睡魔が、仕事から解放されると、
嘘のように消え、俺はコーヒーを啜りながら本を読んだ。
マクドナルドで周りの人間を観察する。
そんなことをするのが、俺は好きだった。
いろんな人間が集まってくる。
先日など、ipadを誇らしげに擦ってる若者を観たし、
携帯を肩と耳に挟み込み、パソコンを開いて仕事をしている女もいた。
主婦がポテトをつまみながら、ネットサーフィンをしていたり、
若者が携帯ゲーム機に齧り付き、
二人向き合って下を向いているのも観た。
ガジェッターどもが。
まあ俺も似たようなものだ。
ノートに本。
それが俺のガジェットだった。
はははは!
これは最高のガジェットなのだ。
電源は不要で、無人島でも使えるのだから。
しばらくすると、鞄をぶら下げた男が隣の席に座った。
俺は期待した。
多分、ノートPCを持ち込んだのだろう。
はたして、どんなノートブックなのか?
俺は見るともなく隣を見た。
黒のレッツノートだった。
仕事のできる人はなぜレッツノートを使うのかという、
びっくりな題名の本を、俺は思い出した。
~続く
以降は、アメンバー限定記事で読む事が出来ます。
肩こりが酷く、そのせいか頭痛がした。
午前六時。
朝日が心地よかった。
俺は職場を後にし、帰路についた。
途中マクドナルドに寄り、
二百円でソーセージマフィンとコーヒの朝食をとった。
老人と学生。
客はそんなものだった。
あれほどの睡魔が、仕事から解放されると、
嘘のように消え、俺はコーヒーを啜りながら本を読んだ。
マクドナルドで周りの人間を観察する。
そんなことをするのが、俺は好きだった。
いろんな人間が集まってくる。
先日など、ipadを誇らしげに擦ってる若者を観たし、
携帯を肩と耳に挟み込み、パソコンを開いて仕事をしている女もいた。
主婦がポテトをつまみながら、ネットサーフィンをしていたり、
若者が携帯ゲーム機に齧り付き、
二人向き合って下を向いているのも観た。
ガジェッターどもが。
まあ俺も似たようなものだ。
ノートに本。
それが俺のガジェットだった。
はははは!
これは最高のガジェットなのだ。
電源は不要で、無人島でも使えるのだから。
しばらくすると、鞄をぶら下げた男が隣の席に座った。
俺は期待した。
多分、ノートPCを持ち込んだのだろう。
はたして、どんなノートブックなのか?
俺は見るともなく隣を見た。
黒のレッツノートだった。
仕事のできる人はなぜレッツノートを使うのかという、
びっくりな題名の本を、俺は思い出した。
~続く
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