他人の頭の中なんて、のぞきたくもない。
ブログネタ:人の頭の中に侵入できるとしたら・・・誰の頭の中を覗いてみたい? 参加中本文はここから
茹だるような暑さの中。
その日、俺はシネコンへ行き映画を見た。
インセプション。
とんでもなく面白かった。
おすすめである。
これほど感情を揺さぶられる映画は、そうはないだろう。
近年見た映画を振り返えってみると、
ダークナイトがそうだった。
この映画と同じ監督である。
ネタバレになるから、詳しくは語れないが、
夢を自由にデザインし、作り上げ、
それに浸れるとなると、
人間にとって、それが現実以上のものになるという恐怖。
これはとても恐ろしいことだ。
俺は映画マトリクスで、機械につながれ、
嘘っぱちのステーキを食うシーンを思い出してしまった。
もっと語りたいところだが、やめておこう。
これから観る人の楽しみを奪いたくはない。
さて。
誰かの頭の中を覗いてみたいか、というお題について。
そんなおぞましいことは、俺はごめんだ。
人の頭の中に入って、アイデアを盗んだり、何かを植え込んだり。
そんなことをするくらいに、自分は何も持っていないということを
証明をするようなものだ。
そんな、他者に対しての興味の持ち方は、間違っているよね。
俺が興味を持っている人物。
一番覗いてみたい、誰か。
それは自分自身の頭の中なのだ。
本当の自分を、自分の頭の中に入って確認したい。
俺はいったい何者なのか。
何のために、生きているのか。
頭の中に、答えがあるかもしれない。
もっとも、
脳みそが自我を作り出しているのならば、
自分自身の頭の中を覗くことなど、出来る訳も無いのだが。
