いずれ男は消滅する
ブログネタ:生まれ変わるなら、男がいい? 女がいい?【日テレ7×アメーバ連動企画】
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雄雌をDNAで決め、両者がそろって初めて子孫を残せる。
それは哺乳類が作り出したシステムで、ほかの生物は、雌だけで子孫を残せる仕組みを持っているという。
そして、男にしかないY染色体は、代を重ねるごとに劣化コピーされ、だんだんと短くなり、いずれは無くなる。
数百万年以内に、この世から男は消える。
(というより、人類が消滅する)
また、人間の精子はその能力を著しいほどの速度で低下させ、北欧では人工授精での妊娠がそうでない妊娠を超えんばかりだという。
あるとき、偶然観たNHKスペシャルで言っていた。
だから、なのか?
女は圧倒的に強い。
あるいは、男が著しく弱くなったと言うべきか?
男が女より強いなんて、もはや妄想に過ぎない。
本当は強いくせに、女はそれを隠すために優しくなる。
男は弱さを悟られたくないため、馬鹿みたいに上腕二頭筋を隆起させたりする。
生まれ変われるのならば、俺は絶対女だ。
とびきりの美女に生まれ変わり、男の中を優雅に泳ぎ回りたい。
女になった俺は、ベットの中で男にささやく。
「Y染色体って、百万年以内、あるいはもっと早くに無くなるって、知ってる?」
「なんのこと?」
女になった俺は鼻で笑い、子供に話して聞かせるように優しく言った。
「男は女の出来損ないってことよ」
「……?」
女になった俺は、ベットを出て、男の前で下着を着け、ストッキングを穿き、ガーターベルトで止める。
男は口を開け、女になった俺をただ呆然と眺めている。
女になった俺は、服を着て靴を履き、ヒールを軸にして可憐に一回転し、男に背を向け部屋を出た。
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