誕生日
またひとつ、年老いた。
誕生日に思ったことだった。
とくに、感慨もない。
それでも、だれからも声をかけてもらえないというのも、なんだか淋しく思えるのだった。
「おとうちゃん、今日誕生日なんだ」
俺は娘に言っていた。
「ほんとうに」
娘が大袈裟に驚く。
一緒に風呂に入っていた。
誕生日に思ったことだった。
とくに、感慨もない。
それでも、だれからも声をかけてもらえないというのも、なんだか淋しく思えるのだった。
「おとうちゃん、今日誕生日なんだ」
俺は娘に言っていた。
「ほんとうに」
娘が大袈裟に驚く。
一緒に風呂に入っていた。