朝の仕事 | 日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。

朝の仕事

目覚めて時計を見ると、九時三十分だった。

今日は、午後からの出社だった。

俺は、朝の仕事をはじめた。


昨日、深夜に帰宅すると、冷蔵庫に雑酒が入っていた。

俺はそれを飲みながら、居間でまどろんだ。

妻子はすでに眠っている。

ひどく疲れていたせいか、そのままソファーで眠ってしまった。

それから布団に移動する。

立ち上がると、かすかに眩暈がした。





朝の仕事は、雨戸を開け、犬を散歩させる。

シンクにたまった皿も洗う。

自分の食うものも作らねばならなかった。


それから、今日はゴミを出す日だった。



玄関を開けると、外は曇っていた。


灰色の空が、少し傾いたような気がした。

少し、頭がふらつく。

傾いたのは、空ではなく俺の頭だった。



ゴミ集積所を覗き込む。

俺は愕然とした。

ゴミがひとつも積み上げられていない。

この時間に、すでに、収集されたということなのか。

いつもなら、十時くらいまでその場所にゴミは積み上げられているはずだった。

ゴミ処理場に直接持ち込もうか。

そのときそう思ったが、ゴミ処理場がどこにあるのか、俺は知らないのだった。


ただ、そのまま家の中にゴミがあると、妻の謗りを受けることになる。

ネットで場所を検索した。

ゴミを直接持ち込むのである。

弁当を作る時間を考えるとぎりぎりだった。

こうして、ブログを更新する時間は。

俺は、キーを叩きながら考えていた。