漁師
娘と二人で夕食だった。
魚を口に頬張りながら、娘が言った。
「このお魚誰が釣ってきたの」
「漁師さんだよ」
俺は答えた。
「漁師さんは狼さんのお腹をハサミでチョキチョキするんだよね」
「違うよ。それは赤頭巾ちゃんだよ」
それで、娘は納得したようだった。
待てよ。
俺はふと思った。
正 しいのか。
三匹の子豚も、腹を裂き、子豚を助け出しはしなかったか。
結局は、考えてもわかりはしなかった。
魚を口に頬張りながら、娘が言った。
「このお魚誰が釣ってきたの」
「漁師さんだよ」
俺は答えた。
「漁師さんは狼さんのお腹をハサミでチョキチョキするんだよね」
「違うよ。それは赤頭巾ちゃんだよ」
それで、娘は納得したようだった。
待てよ。
俺はふと思った。
正 しいのか。
三匹の子豚も、腹を裂き、子豚を助け出しはしなかったか。
結局は、考えてもわかりはしなかった。