駄目な男 前編
あんたの言うことは信用出来ない。
ショッピングセンターヘ向かう車中、妻が言った。
中古車が載った広告を見ながら、購入価格は、表示価格にいくら位プラスになるのかと尋ねてくる。
俺は15万位だろうと答えた。
それが、信用出来ないと言う。
確かに、そうかもしれない。
正確な事など言える ははずもなかった。
車種や年式などで、その状況は違ってくる。
それでも、車の話が続いた。
この車が良いなどと、広告を見ながら言っている。
俺は燃費が悪いのではないかと返した。
それが、気に食わなかったらしい。
いい加減な事ばかり言うから、あんたは信用されない。
また妻が言った。
「わかった。もう話などしない」
そう言って、俺は黙った。
そして、なんでもはいはいと話を聞く事が一番良いと、あらためて思った。
俺に、一応は意見を求めてくる。
それはただ聞くだけで、俺の意見など必ず否定する。
そして、自分の考えを押し通す。
しばらく無言のまま走り続けると、目的地のショッピングセンターに到着した。
後編へ続く
ショッピングセンターヘ向かう車中、妻が言った。
中古車が載った広告を見ながら、購入価格は、表示価格にいくら位プラスになるのかと尋ねてくる。
俺は15万位だろうと答えた。
それが、信用出来ないと言う。
確かに、そうかもしれない。
正確な事など言える ははずもなかった。
車種や年式などで、その状況は違ってくる。
それでも、車の話が続いた。
この車が良いなどと、広告を見ながら言っている。
俺は燃費が悪いのではないかと返した。
それが、気に食わなかったらしい。
いい加減な事ばかり言うから、あんたは信用されない。
また妻が言った。
「わかった。もう話などしない」
そう言って、俺は黙った。
そして、なんでもはいはいと話を聞く事が一番良いと、あらためて思った。
俺に、一応は意見を求めてくる。
それはただ聞くだけで、俺の意見など必ず否定する。
そして、自分の考えを押し通す。
しばらく無言のまま走り続けると、目的地のショッピングセンターに到着した。
後編へ続く