女の子マーク のハンバーガー屋 | 日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。

女の子マーク のハンバーガー屋

会社で打ち合わせの帰り、ハンバーガー屋で、

390円のセットを頼んだ。

妻は実家だ。


一人を満喫している。

たまにはよいだろう。

こうして一人、自由に過ごす時間も。




実は、390円の出費は俺にとって、決して少なくはないのだ。


普段ならば、迷わず105円のハンバーガーを買い、

その足でスーパーで行き、80円位の飲物を買う。

こうして、思い切って390円も叩いてしまうのは、


あることを確認する為なのであった。




飲み終ったカップを持ち、カウンターへ向かった。



「コーヒー、お代りできますか?」

「かしこまりました。」



ここも、お代り出来るのだな。

心の中で、つぶやいていた。



妻は、これを「ピエロマークのハンバーガー屋」でよくやる。

カウンターに、コーヒーのお代り云々の、記載がなくても、

全店で、お代りが出来るのである。


最初は、はずかしいから、止めてくれと、思ったが、

今では、一つのカップで二人分飲んでしまう。



いつも、節約に心血をそそいでいる妻。


ありがとう。



今度は、家族三人で来よう。

そして、このことを妻に話してみる。

妻は、少しは感心するだろうか?