今日は自動車の塗装(クリヤー)の塗装肌について
書きたいと思います。
塗装の肌というのはクリヤー層の凹凸のことを
いいます。自動車メーカーで違ったり車種によっても様々な塗装肌があります。
よく言う鏡面仕上げというのはこの塗装肌の凹凸を全て削り取ってしまうことで凹凸をなくし鏡のように写りこみがよくなる仕上げ方法です。
一つデメリットがあるのがクリヤーの層を削りとるということは膜厚が薄くなるということです。
磨きを頻繁にすると膜厚がどんどん削りとられ
最後にはクリヤー層がなくなってしまいます。

これは塗った直後の状態です。
基本クリヤー塗装は3回塗りになります。
クリヤーの種類によっては2回塗りで仕上げる時も
あります。


これが元々の新車時の塗装肌です。
乾燥後の色の吸い込みを予想しスプレーガンの設定、塗装方法、クリヤーのシンナー希釈度をこの新車の肌を見て決めてます。ブース内の温度、湿度にもかなり影響されますので自分は塗装した瞬間の塗料のなじみ方で判断して塗装しています。
必ず塗装ブースの中で新車時の塗装肌の再確認をし塗装をするようにしてます。


フロントフェンダー塗装完了後、磨きが終わった状態です。
隣のドアの肌に合わせて塗装してます。
この車の肌は少し肌の凹凸があるほうです。
自分は新品パネルに交換した場合以外は
塗り込んで肌を作るのではなくこの元々ある
肌を利用し馴染ませるように塗装してます。
クリヤーを塗りすぎるとゴテゴテ感が出て綺麗な
写り込みがなくまります。

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