3月18日 KIITO(フェリシモセンター)において
「神戸・台湾 創造的生活文化産業に関するセミナー」が開催され
誠品書店の呉董事長に
「誠品-台湾から発祥した文化創造ブランド」
というテーマの講演をして頂いた
来神頂いたメンバーは
呉旻潔様 誠品股份有限公司 董事長
李介修様 誠品股份有限公司 總經理
李柏儒様 誠品生活 特別助理
そして、通訳の彭士晃様の4名
講演は、映像と音楽も利用して行われ、
呉董事長は「演台にいては皆さんと遠いから」と言って同じレベルに立たれた
講演では
ユネスコデザイン都市の条件
日本と台湾の文化創造産業の定義
誠品書店のコアバリュー・ビジョンそして運営モデル改革のための要素
書店何を中心として考えるか?人VSビジネス
空間に対する期待
大好きな本の紹介をお話頂いた
書店をどういったスペースとして考えるかというテーマについて
「お客さまは消費者ではなく、人であり
書店で過ごす時間は、金銭を消費するのではなく、人生の一部であり
書店は本を売る場所でなく、心を休める場所である」とされた
誠品書店は営利企業なので、
収益もあげなければならない中でこの理想もつきつめていかねばならないのだが
この考え方に基づいてデザインされた誠品の空間はどれも素晴らしい
実際私も、台湾に行き、誠品書店に足を運んだが
よく、「ここ、一日遊べる」と言う場所があるが、まさにそういう場所であり
そして、ゆっくりと本と触れ合う事ができる場所だと感じた
ある人の話では、蘇州店などは1週間はいたいスペースだと言う
蘇州店はエントランスに入口から3階のフロアまで続く72段の階段があり
この大空間で、コンサートなども開かれる、中国で最も美しい建造物の一つだろう
空間を大事にする誠品書店の「空間への期待」というテーマについて
営利企業が描く空間というより、市民が過ごしたい空間を作ろうとしている
これを見た瞬間に、
神戸市がやろうとしている事を書いたのか?とさえ思った
神戸市の理想としている都市の姿の記載と近いからだ
目指しているものが一緒というのは嬉しい
誠品書店は、店内に既にこういう空間を作り上げているが、まだまだ先を行きたいのだろうと感じた
誠品が、文化創造をしていると感じるのは、利益の出るものを売るのではなく
将来売れるもの・生活に役立つだろうものを事業の初期段階で応援する姿だろう
誠品書店は、本だけではなく生活雑貨や日用品など多くの者を取り扱っている
スライドは、ドリームマーケットと書かれているが
董事長の話では、まず多くのクリエイターにこのような場所を与え、成長できたものはブランドとして確立させていく
この過程を全て誠品書店の中で行う事ができる
実際に誠品書店の店舗に行くと、チャレンジブース的な空間があり
新しい商品やブランドが展示されているのが分かる
そこには、利益を度外視して、クリエイターを育てるという文化創造という社会的な役割を果たしている企業の姿がある
「物販を行う(特にインターネットなどで)企業に重要なのは
値段とスピードと品ぞろえだが
誠品は値段は安くないし、スピードは遅く、品ぞろえは満足していない」
と、会場を笑いに包んだ董事長だが、
利益を度外視して対価を取らない空間を提供し、文化を創造していく事が出来ていて
品ぞろえは恐ろしく豊富なのだから全く逆のことを言って、自分たちが常に前に進むように鼓舞しているのだろう
このような、多くのテーマを語る中に、誠品書店の各店舗の紹介や
従業員のもつ気持ちなどの紹介もあわせながら、あっという間に講演は終わってしまった
アジアで最も優れた書店である誠品書店は、台湾・中国・香港にていま45店舗あり
さらに拡大を続けようとしているが第一号店は1989年に完成していて、実はまだ若い
しかし、昨年亡くなられた創業者である呉清友さんをはじめとする誠品にこめられた思いが
この企業を古く、昔からある、愛すべき存在と感じさせるのだろう
日本人の私でさえそう感じるのだから、台湾の人々にとってはさらに存在は大きいのではないだろうか
インターネットとグローバリズムが進展し、裁定取引と価格競争の世界で
現実の空間を大事にし、利益ではなく創造を大事にし、取引ではなく人と人との心のつながりを大事にする
こんな企業を社会は大切にしていかなければならない
元々、誠品の話を聞き、上述のような事を感じており
そして、日本進出も考えているという事だったので
個人的にも、そして市会議員としても会いたいと思っていた
神戸市東灘区のクリエイターである山内氏と
そもそもは神戸スイーツの広報の為に訪台する際に
誠品書店に会えないだろうか?と言う事で昨年山内氏と共に門をたたき
神戸市の職員と共に3度訪問し、今回のセミナーが実現した
言いだしっぺで共同企画頂いた山内真一さん(東灘 kurikuri)
繋げて頂いた多田廣告 多田社長はじめ会社のみなさま
共に訪台して頂き、セミナー開催までやってくれた企画調整局のみなさま 特に藤岡・垣内課長さま
共に訪台して下さった東灘区、長瀬たけし市議
セミナーの準備・開催をして頂いた関係者のみなさま出演者のみなさま
そして何より、神戸にきてくれた呉董事長以下誠品書店のみなさまに心よりの感謝を申し上げる
神戸市会議員
五島だいすけ
セミナー後半のパネルディスカッション
ファシリテーターを
矢崎和彦様 神戸経済同友会顧問/株式会社フェリシモ代表取締役
パネラーとして
呉旻潔様 誠品股份有限公司董事長
金指光司様 株式会社ポトマック代表取締役
星加ルリコ様 株式会社RURIKO PLANNING代表
堀内康広様 トランクデザイン株式会社代表
前半お聞きいただいたパネラーのみなさんから、呉董事長に、神戸に来てくださいとラブコール
呉董事長からも、出店はロケーションではなくパートナーとの相性や関係性で決めたいと応えられた
神戸はデザイン都市、空間とデザインを大事にし、BeKobe人を大切にする
都市型創造産業の発展に力を入れる
誠品書店さんの理念や空間への期待というものと合致するところが多い
始まった交流を繋げていき、そして必ずいいパートナーになれると信じる
準備段階
最初の訪台 誠品組長さまと 新板店にて
誠品生活の工房エリア 店長さまに案内して頂く 感謝
工房では創作体験が可能で、たくさんのお客さんが種々の工房で創作を楽しむ
誠品ホテルロビー
3度目の訪台 歐副総経理と会談し、久元市長からの招待状をお渡しする
誠品ホテルにて歓待を受ける 感謝
呉董事長 Mercyさん 右 と 李総経理 Jackさん 左
来神、誠にありがとうございます。
心より感謝致します。
謝謝你
左からクリエイター山内氏 多田廣告の多田社長 劉氏 五島















