先週はトライやる・ウィークでした

トライやる・ウィークは、神戸市の子供たちのキャリア教育のため、様々な事業者の方にご協力いただき、中学校2年生の皆さんに、色々な職場を体験してもらうという教育です。

毎年、6月に5日間実施されております。

私は、かねてより、勤労意欲向上と、就職後のミスマッチ解消のため、質と量を高めたキャリア教育実施を訴えております。


そこへ来て、実際に、トライやる・ウィークの事業者として、「神戸市会議員の五島」にやってもらえないか?という依頼がありましたので、1日だけではありますが、依頼に応えさせて頂きました。

3名の中学生を受け入れ、2元代表制の話から、普段どのような業務をするのか?どのような思考回路なのか?など、紹介しました。

表題は、その中で、視察に参りました中突堤の新ドルフィンの事です。


市会議員は、日々、「市民利益がどのようにすれば向上するのか?」という事を考えて過ごしています。

その方向性は、福祉が得意な先生もいれば、経済が得意な先生もいますので、それぞれの議員によって、ア市民利益向上のためのプローチ方法が様々であるという所です。

私の場合は、経済からアプローチすることが多く、観光産業発展のための取り組みがその一環です。

クルーズ船誘致と、その乗客の経済効果をいかに神戸が取り込むか?また、クルーズ船そのものを観光資源として利用するべきであるというような話を、よくいたしますが、その中で、中突堤に、より大きな船を泊めることを昨年の議会で質問させて頂き、

突堤沖に、新たなドルフィン(係留柱)=(過去質問の中では係留ブイと呼んでいた)を作ることで、7万トンクラスの船が着岸できる。2015年に完成させ、クルーズ船誘致と、クルーズ船見学の観光客増加につなげるという施策を打ち出してもらいました。

そのドルフィンが、4月に完成していましたので、トライやる・ウィークのメンバーと一緒に、視察に行ったところです。


このドルフィンは

橋脚の長さ約20m、予算約7,000万円です


今まで、中突堤には、飛鳥2クラスは停泊できましたが、この完成により、サンプリンセスくらいの船は停泊可能になりました。

以前より、ポートターミナルではなく中突堤を希望する船社もあったことや、ポートターミナルではなく中突堤の方が、市街地(元町等)へ歩いてアクセスできるなど、お客さん側の希望も多くありました。

船を見る側としては、モザイクのデッキなどから、船の全景を見ることが出来るこの取り組みは、すばらしいものです。

実際の初使用は、6月28日 コスタビクトリアという7万5,000トンの船が来神するタイミングになる予定です。
その日は、ポートターミナルにはダイヤモンドプリンセスが同時に着岸する予定であり、このクラスの大型クルーズ船が2隻同時に神戸港に停泊しているというのは、初めてという事になります。

是非とも、お客さんには神戸市街地を散策していただき、神戸を楽しんでもらいたい。と同時に、客船見物にも、多くの人に来て頂きたいと思います。


私が受け入れた学生さんにも、このような思いを伝えました。

そして、神戸発展のために、何かアイデアは?と聞くと

・大きな遊園地を作る
・海岸線をビーチ化する
等、夢のある話をしてくれました。
給食をおいしくするという希望もありました。

彼らの未来に、夢があるよう、神戸発展のために頑張るとともに、これからの彼らにも、色々と神戸について考えてもらいたい。

短い時間でしたが、何か少しでも感じてくれる事があったなら!

と思う一日でした。

神戸市会議員
五島だいすけ


頑張れ学生!