こんにちはナカジーです。
そういえばみなさまに御礼を伝えることを忘れていました。
「都市型側溝が20年間続いているのもみなさんのおかげです、ありがとうございます。」
てなわけで、特長パート2です。
都市型側溝は開発当初からお客様からの意見に真摯に取り組み、様々なことを改良してきました。
効率的な製品の吊り方と施工性の向上もそのひとつです。
今日はそれぞれお話ししますね。
①製品の吊り方を外吊りから内吊りへ
言うまでもなくたまご型の形状は縦に長く横が狭くなります。
故に都市型側溝の製品の幅は他のものより狭いんです。
ところが最初の吊り方は外側で吊っていて、都市型側溝の「幅の狭さのメリット」が生かしきれていませんでした。
(理由はカンタン、側溝全般が外吊りだったからです。)
そこでスリットを利用した吊り方ができる吊り金具を開発して内吊りを実現した結果
1.土の掘削量が圧倒的に減少できた。
2、掘削幅が減り、場合によって交通規制が大がかりにならない。
3.製品を一発で民地にくっつけられる。
などのメリットがありました。
②ジョイントのパッキンによる隙間をワンタッチでなくして完全止水
現場をいくつか重ねるうちに「パッキンによる製品と製品の隙間を埋めるのが手間」という苦情が来ました。
パッキンは意外と反発力があり、簡単には圧縮出来ません。
その隙間をお客様がモルタルで埋めていたんです。
「何とか簡単にパッキンを圧縮する施工方法はないか?」ということで産まれたのが”パーフェクトジョイント工法”です。
てこの原理で製品を引き寄せ、同時に連結も出来てしまうというスグレモノです。
またその開発のなかでパッキンは一定量に圧縮をしないと水を遮断出来なく、世の中の大半の側溝は
「水がダダ漏れしている」ことも発見したんです。
このパーフェクトジョイント工法の施工性は大いに評価され、高速道路の集中工事では一日当たり150m程の
施工も実現しました。(後に当社の様々な製品に導入されてゆきます。)
”工事による交通規制・交通渋滞を最小限に”
ひとつの側溝がそれを実現した瞬間でした。
be happy all of the world