こんにちはナカジーです。
昨日お疲れ様です。お伝えしたとおり「都市型側溝」開発からマル20年経過した節目として
同商品の主な”コダワリ”を本日から三回に分けてお話ししますね。
・幅15ミリのハの字形状のスリットによる連続集水
今でこそスリットによる連続集水は珍しくなくなりましたが、当時は殆どの排水構造物が
グレーチングによる点集水でした。
結果、大雨が降ると”ゴミだまり”ができて道路が冠水してしまっていたんです。
その点スリットによる連続集水は絶対に”ゴミだまり”をつくりません。
そして都市型側溝はゴミや石・葉っぱなどが詰まらないように、スリットをハの字にしてあるんです。
(真っ直ぐ形状のスリットはすぐ詰まりますよ~。)
またスポーツタイプの自転車のタイヤがハンドルを取られないよう、幅が15ミリになっています。
(幅が20ミリのスリットは以前自転車の転倒事故がありました!)
・たまご型断面の最大のメリットは側溝清掃不要!(ランニングコストゼロ?)
笑い話になるんですけど、20年前は誰も信じてくれなくてね~。
「U字溝」という名が示すとおり「側溝はU型で、フタがないとダメ」ってどれだけ言われたか。。。
(心が折れそうでした)泣
でも細目に施工5年後、10年後の側溝内部の調査を多くの現場で追跡していたら
「やっぱり良く流れる」という証明ができたんですよ。
側溝の清掃が必要なくなれば、お金もかからないし、地域住民の負担もなくなりますからね。
いいことだと思いませんか?
”道路の水溜まりと側溝清掃を根絶する”当時のボクの都市型側溝を広める大きなモチベーションでした。
be happy all of the world