12月16日野田佳彦首相は東京電力福島第1原子力発電所の原発事故、収束宣言をおこなった。
この収束宣言に異論もでているが、とにかく一歩前へ進んだ事は事実だろう。
しかし来年の夏の電力の需要がピークの時までに原発を動かせるかは難しい問題を含んでいると思う。
住宅業界はその事を見越して省エネ、創エネ、0エネと住宅業界と家電業界のコラボレーションが加速度で進んでいる。
経済産業省と電機や住宅、自動車などの有力企業は16日、普及が見込まれる家庭やビルのエネルギー管理システム(HEMS・BEMS)機器と家電を接続する規格の統一で合意する。個々の製品のメーカーが異なっても作動するようにする狙い。各社は来春に対応商品を発売する見通しで、電力不足が懸念される来夏に間に合わせる。
経産省とパナソニックや東芝、大和ハウス工業、トヨタ自動車などが会合を開き、合意する予定。東京電力やNTTなども参加する。統一規格は3月をめどに国際標準を決める国際機関に、日本として提案する。
HEMS機器はエアコンや冷蔵庫といった家電などと接続すると、自動的に温度設定などを制御する。電力消費を抑える効果があり、ピーク時の節電にも有効だ。
規格統一の対象商品は、空調やAV機器など150種類以上。エレベーターや自動ドアなども含まれ、電気自動車とも接続できるようにする。
空調から防犯まで、携帯電話で外にいて管理できる まさに未来の住宅が普及するかもしれない。