日本原子力研究開発機構は6日、14年5か月ぶりに運転を再開した福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」について、「計画通り安全に運転を実施している」と発表した。

http://www.asahi.com/national/update/0506/OSK201005060010.html

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100506-OYT1T00924.htm


「高速増殖炉とは、高速中性子による核分裂連鎖反応を用いた増殖炉のことをいう。


増殖炉とは、軽水炉では燃料棒中のウラン235を熱中性子により核分裂させ、エネルギーを生成する。このとき消費したウラン235以上にプルトニウムが生成されることはなく、燃料棒中の核燃料は減少する。これは、熱中性子は高速中性子よりもウラン235やプルトニウムの核分裂を誘起しやすいが、燃料棒中のウラン238に捕獲されてプルトニウム239を生成する確率が低いためである。逆に高速中性子はウラン235やプルトニウムの核分裂を誘起しにくいが、ウラン238に捕獲されてプルトニウム239を生成する確率が高い。この性質を利用して、消費した燃料以上のプルトニウムを生成するように設計されたものが高速増殖炉である。」

以上 ウィキペディア より


今回の運転再開が成功すれば日本のエネルギー開発で新しい地代が来ることは間違いない、夢の増殖炉が無駄遣いの「もんじゅ」とならないことを祈る。