社長の北島です。


何年か前五島の山が伐採期なので、木材を扱う業者は日本の杉、桧を使いましょう。


出来たら長崎県の木を使いましょう。と言うことで当時の五島支庁で会議がありました。

http://www.n-nourin.jp/nagasakinet/


会議の中で森林所有者の話を聞いて愕然としたことを覚えています。


「戦後の祖父の代から植林をしてきました。特に戦後には国と県から奨励されて、山の頂上まで植林をしました。ところが今木を切ると50年間の苦労が無駄になるどころか大幅な赤字になります。切った後の山に植林をすることも出来ません」と言う話でした。


私は県の職員の方に「木を切って、その後に植林することを考えていますか?もし杉、桧を植えて赤字になるのなら海の環境を考えて、広葉樹を植えて頂けませんか?」と質問したことを覚えています。


今回の補正予算で、間伐などの費用を100%補助する定額補助が創設され、1238億円が決定。間伐対策から木材加工に至るまで、ほぼフルセット規格の予算になったそうです。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090605/196891/

五島は特に、山を守ることは海を守ることになります。北海道の襟裳の昆布、広島の牡蠣など成功した例はいくらでもあります。


山を守りましょう。その為に林道を造りましょう、せめて車が1台はとおる林道を造りましょう。


長崎県は県民全てに森林税を取っています。補正予算も着きました。チャンスだと思います!