今週は2回熊本へ行きました。


理由は新しい北島産業の可能性を見つける事でした。当然コストダウンは仕入れが大切な要素ですが、それだけでは他社と競争することは出来ません。


熊本で私が師と仰ぐ先輩は、私より9才年上でした。しかしパソコンで図面をかき、職人を旨く使いこなし、計数管理が素晴らしく、たぶん弊社の予算の半分近くで工事を完成させるシステムを構築していました。


木造建築の仕事は、今まで棟梁が墨付けをし、棟梁の言うとおり、なにも意見を言わず、その仕事のやり方を世襲して工事が完成するのです。


しかし今シックハウス問題、ローコスト住宅、プレハブメーカ・・・等々 地場の工務店は悲鳴を上げています。

だけど工法は昔のまま、棟梁のまねをするだけです。


今回の私の師匠は、この今までの考え方を根底から変え、理論が先にあり、仕事の合理性をとことん突き詰め、可能な科繰り無駄を省く工法を私に教えてくれたのです。


今はこの工法を、どういう形で世に出せるか私の出番です。見ててください、必ずやりますよ!