ちょうどパラパラと小雨が降ってきた時に入館
暗い建物の周りを、水が覆う独特の建物
実はこの時、スマホのメモリがいっぱいになってしまい、撮れたと思った写真がメモリに保存されず消えていた。
いくつか残ってた写真で、、、
中に入ると1人一台デバイスを渡され、骨伝導イヤホンを装着
準備が整うとグループで案内され、入場。
最初のお部屋は土偶から始まり仏像、人形、アンドロイドまで、人が作り出してきた人型のものが紹介されます。
昔から人は、人型を単なるものではなく、いのち的なものを吹き込もうとしていた歴史が提示される。
次の部屋では静かに映像を見ているアンドロイドが
映像には温かな愛情に包まれた人々の暮らしがランダムに流れる
温かみのある映像とそれを見る無機質なアンドロイドとの対比
違和感と物悲しさを感じながら次の部屋へ
ロボットに案内され、未来の電車の車両へ。
先客が1人いる。少年だ。。。
男の子はアンドロイド。
車窓には未来の街の景色が映りだされていく。
50年後?の未来の電車に乗っている私たち。
そんな中で、おばあちゃんと少女の会話が聞こえます。
少女:あの子アンドロイドだよ。
学校にアンドロイドの子がいるの。
その子のお父さんもアンドロイド。
アンドロイドと人の違いって何?
おばあちゃん:体が機械だとアンドロイド
少女:じゃあ、おじいちゃんの足は機械だよ。アンドロイドなの?
おばあちゃん:違うよ、うーん、おじいちゃんはおじいちゃん。
この未来では、アンドロイドが人間と同じように
生活している。
アンドロイドも含めてダイバーシティな世の中なんだ。。。
男の子は車窓をみたり、手のひらを眺めたり
こちらに首を傾けたりして動く。
次の部屋では会話をしていたおばあちゃんと女の子の
暮らしがスクリーンに映し出される。
今日はどんな所に住みたい?
海のそばがいいな。
その瞬間お家から見える景色が海に。
そんな風に自由に景色も変えられる未来の暮らし。
踊りが好きな女の子。おばあちゃんのピアノの演奏で踊りたい。
そんな夢も未来のテクノロジーで叶えられていく。
女の子が足を怪我して踊れなくなっても最新テクノロジーの義足で
また踊れるようになる。
そんな未来の暮らし、、、明るくほのぼの。
その後、おばちゃんの健康状況がよくないことがわかる。
こちらの部屋では、、、
障子の向こうでの夫婦の会話
人工子宮で子供を望めなかった夫婦が子供を授かり喜ぶ
そんな未来のいのちの授かり方。
そして、先ほどのおばあちゃんと女の子。
おばあちゃんの寿命が短いことがわかり、医者に選択肢を言い渡される。
自然に寿命を全うする
記憶や思いをすべてアンドロイドに移して、アンドロイドに託す
おばあちゃんは、迷いなく自然に寿命を全うするを選びます。
が、、、
老人ホーム?施設のようなところで、他の家族の在り方を目にします。
そこには、父親の思いを引き継いだアンドロイドと子供の幸せそうな姿が。
それをみたおばあちゃんが、
「アンドロイドに託せば、愛する人に私の愛を授け続けることができるんですね。」
深い、、、、、、
アンドロイドは人間にはなりえない、心まではもてないと思っていたけど、
こんなことを愛する人にしてあげたい。という思いは引き継ぐことができる
それはある意味、アンドロイドに「愛」を託す。。。
なんだかものすごく考えさせられ、涙がでてしまいました。。。
そして、その次の部屋は(写真はない)
真ん中にマツコロイドがいて、司会者たちもアンドロイドで、バラエティ番組を進行している様子。
他にもいくつかアンドロイドが普通に(いや、人間にとってかわって)生きている様子が。
そして、最後の部屋。
1000年後の世界です。
写真も動画もたくさんとったのに、この一枚しか残ってませんでした。
ホールの真ん中に4-5体の同じ形のアンドロイド。
上から光が降りそそぐ中で、アンドロイドが踊る。
上下に体を動かし、腕を伸ばし、顔をこちらにむけて。
ものすごく精密で動きが滑らかで皮膚感も感じる。
指の動きも人そのもの。
顔を動かし、視線を動かし、何度も目が合う。
怖い、、、
アンドロイドと目があうといわれのない不気味さ、
怖さが襲う。
なんか圧倒され、アンドロイドの未来が怖くなり衝撃をうけて
終了。
いのちとは、人とは、、、、、
いのちの未来館はどこでも体験したことがない、忘れられない体験をさせてくれました。
万博って、すごい。。。。
追加
いのちの未来館が深く心に響き、ふと思い出した。
アンドロイドと人間、永遠の命、生きるとは
このキーワード、テーマ、、、
銀河鉄道999だ、
機械の体を手に入れ、永遠の命を手に入れる
そのために銀河鉄道で旅をする
でも永遠の命を手に入れることは幸せなのか
40年以上前、私は宇宙戦艦ヤマトより銀河鉄道999に心惹かれた。
あの物悲しい世界観
限りある命だからこその生きる意味
40年以上から本質変わってないんだな。私が興味持つことって。