話題になっている映画 国宝
水曜日の東宝シネマズの映画の日を狙って会社帰りにいってきました。
3時間の映画
18時スタート日本橋にて。終わりは21時過ぎるので、パンを2つほど購入し、映画前の宣伝を見ている間にもぐもぐ。
先に食べていてよかった。
映画が始まるととても食べたり飲んだりする雰囲気はなく
映画に見入るし、音を立てて回りの邪魔をするのはご法度。
映画のシーンのいくつかは細切れに宣伝として流れてきているものを見てたのですが、
実際の映画で見ると、、、
もう吉沢亮が喜久雄にしか見えない。
横浜流星が俊介にしか見えない。
歌舞伎界の中で成長していく2人。
そして、節目となるタイミングで演じる歌舞伎の舞台は門外漢の役者が演じているのではなく、
歌舞伎役者の歌舞伎。喜久雄と俊介の成長の中での歌舞伎。
私は歌舞伎に詳しいわけではないので専門的なことはわからないが、
私にとっては歌舞伎そのもの。
細かな仕草、呼吸にいたるまで、何十年も歌舞伎に携わって身についたかのような空気感。
すごかった。
一年半の稽古だったと聞くが、きっと一年半を10年分くらいの集中と吸収でこの映画にかけたんだろうな。
役者の凄さを実感した映画でした。
なんか吉沢亮がお酒を飲んでおイタしちゃったのも納得。
ものすごく過酷な1年半からの撮影、そしてそのあと全く違う映画バンバンバンパイアの撮影、終わったら糸が切れますよ。
人間なんだもの。
ところで、唯一の後悔といえば、
あそこまでの歌舞伎の舞台と歌舞伎の役を喜久雄、俊介として自分のものにするまでを描かれるのであれば、
映画に出てくる歌舞伎の演目の話の筋や見どころは押さえておくべきだった!
藤娘、曽根崎心中、
特に曽根崎心中は縁の下に徳兵衛がいるシーンはどういうシーンなのか、足の動きの意味を知ってたらもっと楽しめたかな。
久しぶりの映画館での映画鑑賞でしたが、この映画は、絶対に映画館の大きなスクリーンでみるべき。
観に行ってよかった。
歌舞伎にもまた興味が、、、久しぶりに観に行きたいな。